横浜ノースドック・2006年まとめ−3

輸送艦の出入り。海兵隊演習と陸軍の備蓄

海兵隊演習支援

横浜ノースドックの入港−出港日

沖縄海兵隊の実弾射撃演習が北富士演習場や東富士演習場で行われるときに、横浜ノースドックから榴弾砲や軍用車両が陸揚げされ、また演習終了後に沖縄・那覇軍港に向けて積み出される。
この輸送のために琉球海運のRo/Ro船がチャーターされている。2006年も両演習場で一回ずつ行われたため、「かりゆし」が1回、「しゅれい」が1回、「わかなつ」が2回ノースドックにやってきた。

ノースドック常連のウェストパック・エクスプレスは、そのほかの比較的小さな海兵隊の演習も含めて、人員や車両を運ぶことが多い。
ウェストパック・エクスプレスは那覇軍港を実質的な母港にしているが、定係場所が工事のために使えなくなったためか、7月と9月にノースドックにそれぞれ20日間、10日間滞在していた。


ノースドックの先端に並べられた、「かりゆし」が運んできた海兵隊の車両群(06.9.8 撮影)

相模補給廠、ノースドックでの備蓄物資の搬入など

横浜ノースドックの入港−出港日

GREEN を冠する車両運搬艦が2006年に4回寄港した。1回が米本国からのフォースプロバイダー・セットの搬入で、その後相模補給廠に運びこまれた。もう1回は、ノースドックで備蓄中の陸軍上陸用舟艇セットの補充のためだった。


グリーンレイクから積み下ろされたフォースプロバイダーのコンテナ(06.7.20 撮影)

(RIMPEACE編集部)


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