横浜ノースドック・2007年まとめ−3

輸送艦の出入り。海兵隊演習支援、陸軍車両運搬など

海兵隊演習支援

横浜ノースドックの入港−出港日

沖縄海兵隊の実弾射撃演習が2007年6月に東富士演習場で予定されていたが、「沖縄海兵隊の都合」で中止となった。
そのため琉球海運のチャーター船はノースドックに来なかった。

高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスは、そのほかの海兵隊の演習に際して人員や車両を運ぶ。2007年は3月から8月まで5回、 ノースドックにやってきたが、ほとんどその日のうちに出港して行った。
那覇軍港を実質的な母港にして沖縄海兵隊の輸送任務についているウェストパック・エクスプレスは、2006年は那覇軍港の工事のために ノースドックに10日単位で滞在していたが、工事が終わったため、横浜での滞在日数も大幅に減った。


レッドビーチで海兵隊の車両を積んで出航直前のウェストパック・エクスプレス(07.1.24 撮影)

陸軍車両の搬入など

横浜ノースドックの入港−出港日

自動車運搬船が2回寄港した。そのうちの1回が米本国からのハンビーやトラックの搬入で、その後相模補給廠に運びこ まれた。
沖縄にパトリオット・ミサイルを運んだときの運搬船(バージ・タグ結合船)が、ノースドックに寄港後、那覇に向かった。この船には 砂漠迷彩の車両などが積まれていて、中東の米軍に届けるものと思われる。


那覇軍港で物資積み込み準備中の貨物船「ニューなんせい」(07.7.10 撮影)

(RIMPEACE編集部)


'2008-2-24|HOME|