横浜ノースドック・2009年まとめ−3

米海上輸送軍(MSC)の中継拠点

ミサイル実験監視艦の立ち寄り

ミサイル実験監視艦オブザベーション・アイランドが寄港する港は、2007年後半から佐世保が多い。2009年の横浜ノースドック寄港回数は 3回だ。
佐世保には8回、横須賀に1回という分布だ。オブザベーション・アイランド出動する海域が、東シナ海や日本海など、横浜より佐世保に近い海域であること は08年と変わり無いようだ。


2009年末にノースドックに入港したオブザベーション・アイランド。年末年始はノースドック、というのが3年続いている。(09.12.30 撮影)


待機場所としてのノースドック

横浜ノースドックの入港−出港日

12月下旬から1月中旬にかけて、大型燃料補給艦ペコスがが、1か月近く寄港した。ペコスは08年末もノースドックに寄港している。横須賀の埠頭が常駐艦で 一杯なのでノースドックに回ってきたようだ。

在日米軍基地などに燃料を配っている中型タンカー、トランス・パシフィックは、横須賀出港後2日以内に横須賀に向かっている。

MSCの海洋調査船ボーディッチが2回寄港したが、フィリピン・オロンガポからやってきたので、本州南方のフィリピン海で調査活動を行っていたとみられる。

救難艦セーフガードが横須賀から横浜に周り、1か月以上滞在した。格別の動きはなく、ノースドックにやってきた理由は不明だ。

(RIMPEACE編集部)


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