横浜ノースドック・2009年まとめ−1

音響測定艦の出入りと行き先



横浜ノースドックの入港−出港日

2009年に、3隻の音響測定艦の横浜ノースドック寄港パターンが激変した。2か月から3カ月おきにノースドックに戻ってきていた5隻の音響測定艦のうちの3隻 が、6か月以上ノースドックに寄りつかなくなった。

インペッカブルは横浜を08年末に出て、戻ってきたのが09年8月下旬だった。ビクトリアスは6月下旬に、ロイヤルは7月下旬にノースドックを出て、いまだに戻ってこ ない。
3隻はいずれもノースドックを出た後、佐世保で2週間前後の長期寄港をしている。休養・補給のための基地がノースドックから佐世保に移ったに違いないと思える、寄港 パターンの変化だ。

これまでノースドックで行ってきた音響測定艦のケーブル状のパッシブ・ソナーの点検・整備が佐世保で行われるようになったら、音響測定艦の準母港の機能は佐世保に移る ことになる。
2009年がその変化の最初の年になるかもしれない。

(RIMPEACE編集部)


同時に3隻の音響測定艦が停泊するノースドック。これが最後の3隻同時寄港か?(09.9.16 撮影)


2010-2-23|HOME|