僅か1週間で横浜に戻ってきた音響測定艦インペッカブル


1月17日、横浜NDに入港した音響測定艦インペッカブル。


左から2隻目の船がインペッカブル。一番左の船は音響測定艦ロイヤル。インペッカブルの右隣は
音響測定艦エフェクティブ。一番右は弾道ミサイル観測船ハワード・O・ロレンゼン。(21.1.17 撮影)

 1月10日に横浜ノースドックを出港した音響測定艦インペッカブルが、わずか1週間後の17日に横浜に戻ってきた。

 この間、インペッカブルは、青ヶ島東方の海域で何度も反転を繰り返しながら行ったり来たりする動きを示していた。

 今回のインペッカブルの動きは何だったのだろうか。何らかの試験航海だったのか、それとも、15日に原子力空母ルーズベルト戦闘群と海上自衛隊のイージス艦など複数の護衛艦が沖大東島付近で合同訓練を行ったが、これと何か関係があったのだろうか。


1月9日、出港前日の音響測定艦インペッカブル(中央の船)。右隣は、タグボートに引っ張られながら入港するエフェクティブ。左隣はロイヤル。
(2021.1.9 撮影)

 ところで、横浜NDでは、音響測定艦が入れ替わり立ち替わりやってくる状況が相変わらず続いている。その際には、1カ月近くあるいはそれ以上の長期に渡って滞在し、さまざまな 整備工事が行われる場合もある。

今年も、米海軍音響測定艦は横浜を活動拠点として使用し続けるのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔 、写真も)


昨年11月2日、音響測定艦エイブルの艦橋上でレーダーに関する何らかの作業をする作業員。(2020.11.2 撮影)


昨年11月、艦橋上部や艦の中央部に足場を組んだエイブル。(2020.11.10 撮影)


2021-1-18|HOME|