エジプトから横浜NDにやって来た貨物船


2月8日の夕方、横浜NDに接岸する貨物船オーシャン・フリーダム。ふ頭の上には、フォークリフトなどが待機している。(2021.2.8 星野 撮影)


入港直後、既に暗くなっていたにもかかわらず、船倉の蓋を開けた。(2.8 星野 撮影)


入港当日の夜、クレーンを使った作業が続けられていた。(2.8 読者 撮影)

 2月8日の夕方、横浜港にアメリカ船籍の貨物船オーシャン・フリーダムが入港し、横浜ノースドックに接岸した。

 AIS(船舶自動識別装置)の情報によれば、オーシャン・フリーダムは現地時間の1月13日にエジプトのアブキール港を出港し、別の港に立ち寄ることなく横浜にやって来た。

 夕方に入港したオーシャン・フリーダムは、その直後、既に暗くなっていたにもかかわらず、船体に備え付けられた大型クレーンを使って船倉の蓋を開けた。そして夜間作業で、何らかのモノを横浜NDに陸揚げした可能性がある。

 オーシャン・フリーダムは、2月11日の昼には那覇軍港に向けて横浜NDを出港したが、エジプトから横浜に、一体どのような用件でやって来たのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


出港前日の2月10日夕方には、既に船倉の蓋は閉じられていた。(2.10 星野 撮影)


2月8日夕方の入港直後(左)と出港前日の2月10日夕方(右)の船首部分を比べると、2月10日には船体が少し浮かび上がって
いる様子がうかがえる。何らかのモノを横浜NDに降ろしたことを示しているのではないか。(2021.2.8及び2.10 星野 撮影)


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