横浜ノースドックに音響測定艦、相次ぎ入港



4月2日、横浜ノースドックに並ぶ音響測定艦エフェクティブ(右)とエイブル(左)。(2022.4.2 星野 撮影)

4月1日と2日に、音響測定艦が横浜ノースドックに相次いで入港した。

まず、4月1日に入港したのは、エイブル(ABLE T-AGOS 20)だ。
エイブルの横浜入港は昨年9月8日以来のことだ。
この間、エイブルは、もっぱら南西方面の海域、中国近海で潜水艦を探る任務に就いていたようだが、12月30日から2月1日までの間はホワイトビーチに長期滞在していた。その後、3月6日から10日にかけても再びホワイトビーチに寄港していた。

4月2日にノースドックに入港したのは、エフェクティブ(EFFECTIVE T-AGOS 21)だ。
エフェクティブの横浜入港は、昨年12月11日の出港以来のことだ。
エフェクティブは2月13日から23日までホワイトビーチに滞在していたが、その後、再び任務活動に戻っていたようだ。

今回の2隻の音響測定艦の相次ぐ入港は、横浜ノースドックが米海軍音響測定艦の活動拠点とされていることを改めて示している。

なお、3月17日に横浜ノースドックに入港していた音響測定艦インペッカブル(IMPECCABLE T-AGOS 23)は、約9日後の3月26日の朝に横浜を出港した。
3月29日の朝には、ホワイトビーチに立ち寄ること無く沖縄本島の東側を通り過ぎて南西方面の海域に向かったようだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


4月1日に横浜ノースドックに入港した音響測定艦エイブル。(2022.4.1 星野 撮影)


4月2日、横浜ノースドックに入港した音響測定艦エフェクティブ。(2022.4.2 星野 撮影)


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