海兵隊の車両や物資、横浜から沖縄に向かう


横浜ノースドックの先端部に並べられた海兵隊の軍用車両やコンテナなどの物資。(2022.4.1 星野 撮影)


民間運送会社のトレーラーなどによって演習場から運ばれてきたようだ。(2022.3.28 星野 撮影)


埠頭の最先端部には、海兵隊のバギー(UTV: Utility Task Vehicle)が10台並べられていた。(2022.4.1 星野 撮影)


よく見ると、車両やコンテナ以外にもいくつかの装置などいろいろなものが並べられていた。(2022.4.1 星野 撮影)

3月に沼津海浜訓練場と東富士演習場で海兵隊と陸上自衛隊の日米合同軍事演習が行われた。
演習の終了後、この演習で使用されたものと見られる海兵隊の車両やコンテナなどが横浜ノースドックに並べられ、自動車運搬船に積み込まれて那覇軍港に向かった。

横浜ノースドックの埠頭の先端部分に海兵隊の軍用車両やコンテナが並べられ始めたのは、3月26日頃だった。数日のうちにその数も種類も増加していった。
それらは海兵隊と陸自の合同軍事演習で使用されたもののようで、民間運送会社のトレーラーなどによって演習場から運ばれてきたようだ。

4月6日の午後に、米国船籍の自動車運搬船グリーン・ベイが横浜ノースドックに入港し、翌7日、ノースドックの先端部に並べられていた海兵隊の軍用車両やコンテナなどの物資を積み込んだ。
グリーン・ベイは4月7日の夜に横浜を出港し、沖縄に向かった。

今回の一連の動きは、横浜ノースドックが、米陸軍のみならず海兵隊によっても、その展開や移動を行うための重要な拠点として使われていることを改めて示す出来事だった。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


4月6日、横浜ノースドックに入港した自動車運搬船グリーン・ベイ。(2022.4.6 星野 撮影)

4月6日、グリーン・ベイの入港後、翌日の船積みの準備をする作業員の姿が見えた。(2022.4.6 星野 撮影)

4月7日、グリーン・ベイへの船積み作業が行われた。(2022.4.7 星野 撮影)


4月7日の夜、グリーン・ベイ出港直後のノースドックの先端部の様子。並べられていた車両や物資がすべて船積みされて消えている。(2022.4.7 星野 撮影)


2022-4-10|HOME|