海洋調査船マリー・シアーズ、横浜ND入港



横浜ノースドック入港した海洋調査船マリー・シアーズ

8月8日、横浜ノースドックに海洋調査船マリー・シアーズ(MARY SEARS T-AGS 65)が入港した。

マリー・シアーズは、今回横浜に入港する前には韓国のブサンに現地時間の6月28日から7月5日まで滞在し、その後、フィリピンのスービックに現地時間の7月11日から8月1日まで滞在している(但し7月29日には7時間弱ほど、スービック港を出ている)。

マリー・シアーズが横浜ノースドックに姿を現したのは、2019年12月16日から2020年1月1日にかけての寄港以来のことだ。
2019年頃にはパスファインダー級海洋調査船のマリー・シアーズやヘンソン(HENSON T-AGOS 63)が横浜ノースドックに頻繁に寄港していたが、2020年12月後半のヘンソンの寄港の後は、パスファインダー級海洋調査船はしばらく姿を見せていなかった。
先月7月2日から3日朝にかけてのボーディッチ(BOWDITCH T-AGS 62)の寄港が、久しぶりのパスファインダー級海洋調査船の寄港だった。

パスファインダー級海洋調査船は、潜水艦作戦のために海底の地形や潮流などを調査する測量船と見られる。
久しぶりの横浜ノースドック寄港は、海洋調査の対象海域、すなわち海底の地図作りや変温層の調査などを行う海域が変わったことを意味しているのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(22.8.8 星野 撮影)


2022-8-10|HOME|