弾道ミサイル追跡艦、横浜出港


12月6日、横浜出港前日の弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン(22.12.6 星野 撮影)

12月7日の朝、弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン(HOWARD O. LORENZEN lT-AGM 25)が横浜ノースドックを出港した。

今回、ロレンゼンは12月2日に横浜に入港していた。約5日間の滞在での出港だった。
AIS(船舶自動識別装置)の情報によれば、この弾道ミサイル追跡艦は12月7日に横浜を出た後、12月9日の早朝に津軽海峡を抜けて日本海に入った。
しかし、同じ9日の深夜には再び津軽海峡の中に現れたようだ。
現時点では、その後の足取りはつかめていない。
したがって、日本海で実際の任務についたのかどうかは今のところ不明だ。
とはいえ、この12月半ばの時点において、ハワード・O・ロレンゼンは休暇に入っておらず、ミサイルの監視任務に就いている可能性もあるということは言えるだろう。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)

2022-12-15|HOME|