弾道ミサイル追跡艦、舞鶴のドックを出る


5月2日、横浜ノースドックに入港した弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン。バージから補給を受けている


横浜ノースドックに停泊するロレンゼンと高速輸送艦グアム(左)(23.5.2 星野 撮影)

3月1日から舞鶴のJMU舞鶴事業所でドック入りをしていた弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン(HOWARD O.LORENZEN T-AGM 25)が、整備工事を終えた模様だ。

ロレンゼンは、4月27日に約8時間ほど舞鶴を出て試験航海とみられる航行を行った後、4月29日に舞鶴を出港し、5月2日に横浜ノースドックに入港した。
ハワード・O・ロレンゼンはその後、5月5日の午後に横浜を出港して太平洋に出た。同日の夜には伊豆半島沖を航行しており、日本列島の南西の方向に進んだようだ。

ロレンゼンがどこにむかったのか、そして、ミサイル監視の任務に就いたのかどうかについては、今のところ不明だ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


5月5日の午後、東京湾を南下して浦賀水道に入るハワード・O・ロレンゼン。
ロレンゼンの後ろを行く灰色の船体は、同じ5月5日の午後に横須賀の錨地を出て南下する貨物弾薬補給艦ワシントン・チャンバース(23.5.5 星野 撮影)


2022-5-17|HOME|