横浜NDの揚陸作戦資材の動き (1)

MCS(浮き桟橋セット)の動き 1


4月5日、コンテナハンドラーを使ったMCSの移動作業が続けられている


コンテナハンドラーで埠頭の先端部に運ばれたMCS(23.4.5 星野 撮影)


4月7日も埠頭先端部への移動が続く(23.4.7 星野 撮影)


4月10日の様子。海洋調査船マリー・シアーズや埠頭上の建物の向こうにMCSが並んでいる(23.4.10 星野 撮影)


4月14日に、埠頭先端部へのMCSの移動はひとまず終わったようだ(23.4.14 星野 撮影)


同じく4月14日の横浜ND中央部の様子。高密度で集積されていたMCSの多くが埠頭先端部に移動した(23.4.14 星野 撮影)

既にこのHPで、今年3月後半頃から横浜ノースドックに「保管」されている米陸軍揚陸作戦用の資材に新たな動きが起きていることは紹介した。
米陸軍の兵器や資材をあらかじめ事前に世界各地に配置しておくAPS(Army Prepositioned Stock:陸軍事前配備貯蔵)の拠点の一つとされた横浜ノースドックに、2002年夏以降に搬入された、揚陸艇などの各種の揚陸作戦資材だ。

このHPで既に紹介したのは、これまで横浜ノースドックの中央部に並べられていたMCS(Modular Causeway System:浮き桟橋セット)が、3月後半からコンテナハンドラーによって次々と運ばれて埠頭の先端部に並べられていく動きだ。

その後もMCSの移動は4月14日まで続き、横浜ノースドックに並べられていたMCSの全てでは無いが、かなりの数が埠頭先端部に並べられた。

その後、5月2日頃に若干の変動はあったが、1ヶ月以上にわたって、埠頭先端部にMCSが並べられている状態が続いた。

埠頭の先端部に並べられたMCSに新たな動きが見られるようになるのは、5月17日以降のことだが、それについては別の記事で報告する。

なお、こうしたMCSの動きと、4月に横浜ノースドックに新たな陸軍揚陸艇部隊が編成されたこととの関連は、今のところ不明だ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


5月1日の埠頭先端部(23.5.1 星野 撮影)


5月2日の埠頭先端部。前日と比べて、なぜかMCSの数が4つほど減っている(23.5.2 星野 撮影)


5月16日の、埠頭先端部に並べられたMCSの様子


同じく5月16日の、横浜ND中央部(23.5.16 星野 撮影)


2023-5-20|HOME|