速報 横浜NDに貨物船からオスプレイ陸揚げされる


5月27日、横浜港に入港し、ベイブリッジをくぐる貨物船SLNCヨーク


横浜ノースドックに視線を移すと、LCU(陸軍揚陸艇)と建物の陰に、積み込みを待つCV22オスプレイのプロペラが見える


横浜ノースドックに接近するSLNCヨーク。船体後部に積み荷を降ろすためのランプが付いていることが分かる


横浜ノースドックの、普段は高速輸送艦グアムの指定席になっているバースに接岸するSLNCヨーク。グアムはこの日の朝、埠頭先端部のバースに移動した




接岸後しばらくして、船体後部のランプが開いた


SLNCヨークのランプの周りに作業員が待機している


ランプから機体の一部が姿を見せ始めた






翼とプロペラの部分を折りたたんだオスプレイだ
















陸揚げしたオスプレイの前部に、牽引するための車両をつないでいる






車両に牽引されて、オスプレイは建物の陰に運ばれていった

5月27日の夜、横浜ノースドックに接岸した米国船籍の民間貨物船SLNCヨーク(SLNC YORK)から、オスプレイが陸揚げされた。

現時点で合計何機のオスプレイが陸揚げされたかは不明だが、横浜ノースドックには5月25日に横田基地から3機のCV-22オスプレイが飛来して待機していた。
おそらくこの3機はSLNCヨークに積み込まれることになり、その代わりとなる機体がヨークから陸揚げされたものと見られる。

SLNCヨークは、米国西海岸の軍港サンディエゴを現地時間の5月11日に出港して横浜ノースドックにやって来た。今回横浜に陸揚げされたオスプレイはサンディエゴで積み込まれたものと考えられる。

横浜ノースドックに陸揚げされたオスプレイは、今後、整備された上で横田基地に向けて飛び立つものと見られる。

横浜ノースドックは飛行場でもヘリポートでも無い。ここから飛び立つ行為は、国土交通大臣の許可を得なければ日本の航空法に反する。ましてや、欠陥の指摘されているオスプレイだ。
米軍は横浜ノースドックからオスプレイを飛び立たせることが日本の航空法に反することを知っているからこそ、人目に付かないように夜闇に紛れてオスプレイを陸揚げさせたのではないか。
横浜ノースドックからオスプレイを飛び立たせることも、横浜ノースドックにオスプレイを着陸させることも許されない。横浜市も神奈川県も日本政府も陸揚げしたオスプレイの飛行を許さず、直ちに米国に持って帰らせるべきだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(22.5.27 星野 撮影)


陸揚げされた1機目のオスプレイが建物の陰に運ばれた後の横浜ノースドック。この後も作業が続けられたものと見られる


2023-5-28|HOME|