横浜NDに陸揚げのオスプレイ、3機のCV22だった


5月28日、横浜ノースドックに並ぶ3機のオスプレイ。貨物船SLNCヨークから陸揚げされた機体だ


機体前部の向かって右側に付いている地形追随レーダーが、CV-22であることを示している


正面から見ると、3機が真っ直ぐに並んでいることが分かる




5月25日に横田基地から飛来した3機のCV22オスプレイが、27日の日中まで並べられていた場所から姿を消している。既にSLNCヨークに積み込まれたのだろう


みなとみらい地区の高所から見ると、最もベイブリッジ寄りの建物の向こうに、陸揚げされた3機の垂直尾翼が並んでいた

5月27日の夜に横浜ノースドックに入港した米国船籍の民間貨物船SLNCヨーク(SLNC YORK)は、入港後、夜闇の中でオスプレイの陸揚げ作業を行ったが、28日の昼間に改めて確認したところ、陸揚げしたオスプレイは計3機で、いずれもCV-22だった。

他方、5月25日に横浜ノースドックに飛来した3機のCV-22オスプレイは、26日以降置かれていた場所から28日の午後にはいずれも姿を消していた。
こちらの3機は、27日の夜から28日の朝までのうちに、SLNCヨークに積み込まれたものと見られる。
つまり、昨年6月の入港時と同様に、SLNCヨークは、3機のCV-22オスプレイを陸揚げし、代わりに3機のCV-22オスプレイを回収したということだ。 この一連の作業について、米軍は市民にも自治体にも一切説明していない。

SLNCヨークから陸揚げされた3機のCV-22オスプレイを、米軍は近日中にも横田基地に向けてノースドックの埠頭上を離陸させようとしているのだろう。
しかし何度も繰り返すが、飛行場でもヘリポートでもない港湾施設の横浜ノースドックへのオスプレイの着陸も、離陸も、日本の航空法に反する危険な行為であり、決して認めることはできない。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(23.5.28 星野 撮影)


入港当日の夜中に、CV22オスプレイの陸揚げと積み込みの作業が行われた貨物船SLNCヨーク


2023-5-29|HOME|