横浜ノースドックに陸路搬入されたパイプラインセット


5月12日、瑞穂橋を渡り横浜ノースドックに米陸軍パイプラインセットのコンテナを搬入するトレーラー。搬入を終えて構内から出てきたとみられるトレーラーも見える(23.5.12 読者 撮影)


パイプラインセットを載せたトレーラーが次々とやって来る(23.5.12 読者 撮影)


パイプラインセットを載せてノースドックに向かうトレーラー(23.5.12 読者 撮影)


トレーラーに載せられたコンテナ。米陸軍のコンテナであることが分かる(23.5.12 読者 撮影)


横浜ノースドックに搬入される米陸軍コンテナ(23.5.12 読者 撮影)


搬入される米陸軍コンテナ。「5-MILE PIPELINE SET(R)」などの表示が貼り付けられている(23.5.12 読者 撮影)

6月16日に横浜港の鈴繁埠頭に接岸した車両貨物輸送艦フィッシャー(FISHER T-AKR 301)が同埠頭滞在中に積み込んだものの中には、米軍のパイプラインセットのコンテナがあった。

パイプラインセットとは、米軍が戦争を行う際、戦場とする場所で、石油を供給する必要があるポイントから何百マイルも離れた海岸にこのパイプラインセットを降ろし、パイプラインとポンプステーションを組み立てて内陸部のポイントに石油を届けるためのシステムだ。

このパイプラインセットのコンテナは、5月12日以降、陸路、トレーラーを使って横浜ノースドックに搬入されていた。

5月15日の13時半頃には、パイプラインセットのコンテナを載せたトレーラーが相模総合補給廠の正面ゲートを出て横浜方面に向かったことが相模補給廠監視団によって確認された。
つまり、5月中旬に横浜ノースドックに陸路搬入され、6月に輸送艦フィッシャーに積み込まれたパイプラインセットのコンテナは、相模総合補給廠にAPS(陸軍事前配備貯蔵)の資材として備蓄されているものだということだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


5月15日13時半頃、相模総合補給廠の正面ゲートから出てきた、パイプラインセットのコンテナを載せたトレーラー。相模補給廠監視団が発見し、撮影した(23.5.15 相模補給廠監視団 撮影)


相模総合補給廠正面ゲートに現れ、横浜線の踏切を渡ろうとするトレーラー(23.5.15 相模補給廠監視団 撮影)


トレーラーに積まれていたコンテナ。パイプラインセットが入っていることが分かる(23.5.15 相模補給廠監視団 撮影)


国道16号線に左折して入り、横浜ノースドックに向かうトレーラー(23.5.15 相模補給廠監視団 撮影)


2023-6-23|HOME|