横浜ノースドックに並べられた円筒型の物体
5月11日、横浜ノースドックに円筒型の物体が複数並べられているのが確認された(23.5.11 星野 撮影)
ノースドックの最も海側の建物の横に並べられていた(23.5.11 星野 撮影)
円筒型の物体は、全部で12本並べられていた(23.5.14 星野 撮影)
6本ずつでひとまとまりにされていたようだ(23.5.14 星野 撮影)
形は対艦誘導弾に似ているように見える(23.5.14 星野 撮影)
5月半ば頃、横浜ノースドックに陸上自衛隊のホークミサイル発射システムとそれを運搬する部隊が現れたのと同じ時期に、対艦誘導弾(対艦ミサイル)と似た円筒型の物体が12本、ノースドックの埠頭上に並べられているのが確認された。
円筒型の物体は、上下に2列に重ねられて、6本ずつでひとまとまりになっていた。
横浜ノースドックに並べられているのが最初に確認されたのは、5月11日。
陸自ホークミサイル部隊がトラックでホークミサイル発射システムの「第一陣」を搬出する作業を行っていた5月18日までは、ノースドックにそれら円筒型の物体も並べられているのが確認できたが、翌5月19日には陸自部隊とともに円筒型の物体も姿を消していた。
これら、対艦ミサイルに似た、6本ずつひとまとまりの12本の円筒型の物体が何だったのかについては、これまでのところ何の発表もされていないようだ。
しかし、陸自がホークミサイル発射システムとともに、対艦ミサイルも横浜ノースドックに持ち込んでいた可能性も考えられるのではないか。
横浜市は、市民の生命と港湾や中心市街地の安全の確保のためにも、これらの物体が何だったのかを陸自や米軍に確認をするべきではないか。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
5月15日、円筒型の物体の近くに、陸自のトラックと多数の隊員が現れた(23.5.15 星野 撮影)
5月16日にも、まだ並べられていた。(23.5.16 星野 撮影)
5月18日に陸自ミサイル部隊がホークミサイル発射システムを搬出したが、円筒型の物体も搬出されたようで、翌日には姿を消していた(23.5.18 星野 撮影)
2023-7-9|HOME|