横浜NDに高機動ロケット砲が並ぶ


赤い丸で囲んだものが、10月29日に並べられた、高機動ロケット砲ハイマース3台を含む兵器や車両だ。
その左側の5台の車両やコンテナは、8月31日に車両貨物輸送艦ケープ・ライズが運び込んだものだ(23.10.29 星野 撮影)


青い丸で囲んだものが、3台のハイマースだ(23.10.29 星野 撮影)


10月30日、横浜ノースドックに並ぶ3台のハイマースなどの兵器や軍用車両(23.10.30 星野 撮影)


11月2日には、民間トレーラーやトラックで、新たに別の軍用車両や物資が運び込まれた。
なお、写真の右下ではクレーンを積んだ陸自のトラックが何らかの作業を行っている(23.11.2 星野 撮影)


11月2日に運び込まれた車両等も、数日間同じ場所に並べられていた(23.11.3 星野 撮影)


しかし、11月6日には、11月2日に運び込まれた車両などは姿を消していた(23.11.6 星野 撮影)


11月7日、相変わらず横浜ノースドックに並ぶハイマース(23.11.7 星野 撮影)



10月29日、横浜ノースドックに3台の高機動ロケット砲ハイマース(HIMARS: High Mobility Artillery Rocket System)を含む、米軍の軍用車両が再び並べられた。

現れた車両の種類や数、車体に張り付けられているものの特徴から見て、これらは9月27日に陸軍揚陸艇カラボザ(CALABOZA LCU 2009)が横浜に陸揚げした車両だろう。
9月に行われたオリエントシールド演習で、奄美大島に揚陸艇カラボザで陸揚げされた後、再び揚陸艇に積み込まれて横浜に運び込まれた米軍の兵器や車両などだ。

9月27日にカラボザから陸揚げされたハイマースや軍用車両は、10月5日にはどこかに搬出されたようで、横浜ノースドックの、外部から確認できる場所からは姿を消していた。
10月29日までどこに行っていたのかは、今のところ不明だ。

横浜港のど真ん中に再び並べられた高機動ロケット砲に、弾薬を装填されてはいないだろうか。

地元の自治体である横浜市は、ハイマースの搬入を知らされているのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


9月12日、ハイマースなどを積んで奄美大島の名瀬港に来た陸軍揚陸艇カラボザ(23.9.12 戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット 撮影)


ハイマース以外の軍用車両も揚陸艇カラボザから奄美に陸揚げされた。
これらの車両も、オリエントシールド演習終了後、横浜に運ばれた(23.9.12 戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット 撮影)


9月12日、米陸軍揚陸艇から奄美に上陸するにハイマース(23.9.12 戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット 撮影)


2023-11-8|HOME|