2月8日以前から活動していた横浜ND揚陸艇部隊


1月29日、横浜ノースドックに係留されている揚陸艇カラボザにコンテナが4個載せられた。
カラボザの近くにはコンテナを載せるための民間トレーラーが2台待機している(24.1.29 星野 撮影)



クレーンで吊り上げられて、トレーラーに載せられるコンテナ(24.1.29 星野 撮影)


玉掛け作業をする兵士たち(24.1.29 星野 撮影)


このコンテナも吊り上げられて、トレーラーに載せられた(24.1.29 星野 撮影)



コンテナを受け取るトレーラーが交代する(24.1.29 星野 撮影)


コンテナ積み降ろし訓練はその後も続いた(24.1.29 星野 撮影)


訓練に使用されたコンテナは、陸上自衛隊が共同使用している建物の横に、
12月11日の昼〜12日の昼の間に搬入されていたものだ(24.1.28 星野 撮影)


1月29日の訓練が行われていた時間帯の、同じ場所の様子(24.1.29 星野 撮影)


訓練で使用されたコンテナと同じ種類のコンテナは、相模総合補給廠に多数備蓄されている(23.12.5 相模補給廠監視団 撮影)

横浜ノースドックに新しく編成・配置された揚陸艇部隊の新編に関する式典を2月8日に行うと在日米陸軍が発表したのは、1月17日のことだった。
同じ1月17日に防衛省を通じて在日米軍が横浜市に伝えた情報によれば、部隊の運用も2月8日に開始するということだった。
だが、実際には、2月8日以前から、横浜ノースドックでは揚陸艇部隊の活動は始まっていた。

ノースドックのすぐ横に掛かる「コットン大橋」に一番近いAバースに係留されている揚陸艇カラボザ(CALABOZA LCU 2009)には、連日、多数の兵士が乗り込んで何らかの作業を行っている様子が確認されていた。

1月29日には、兵士たちはクレーンを使って複数のコンテナを揚陸艇の甲板に積み込み、また、それらをクレーンで降ろしてトレーラーに積み込む訓練を行っていた。

この訓練で使用されたカーキ色の20フィートコンテナは、昨年12月11日の昼頃から12日の昼頃までの間に、ノースドックの中の陸上自衛隊が共同使用している建物のそばに運び込まれたものだったが、相模補給廠監視団の情報によれば、これらのコンテナは、相模総合補給廠にも多数保管されている色、タイプと同じもののようだ。
1月29日の訓練に使用されたコンテナは、その後再び、陸自の建物の近くのスペースに並べられている。

ところで、1月には、揚陸艇に乗り込んで作業をしていた兵士たちが、夕方になると揚陸艇を降りて白いバスに乗り込む様子がしばしば目撃された。
どうやら揚陸艇部隊の兵士たちの移動手段は、少なくともこの時点では、そしておそらくは2月の時点でも、バスのようだ。
陸軍の住宅があるキャンプ座間と横浜ノースドックの間を、バスで直行・直帰しているということだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


1月24日の夕方、揚陸艇カラボザの横に大型のバスとマイクロバスが停車している(24.1.24 星野 撮影)


兵士たちがカラボザを下船し、バスに向かう(24.1.24 星野 撮影)


バスに乗り込む兵士たち(24.1.24 星野 撮影)


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