弾道ミサイル追跡艦、横浜とダッチハーバーを往復


2月24日、横浜ノースドックに入港した弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン(24.2.24 星野 撮影)


2月25日、雨の中、横浜ノースドックに停泊するロレンゼン(24.2.25 星野 撮影)

2月24日の朝、弾道ミサイル追跡艦ハワードO.ロレンゼン(HOWARD O.LORENZEN T-AGM 25)が横浜ノースドックに入港した。

米軍唯一の弾道ミサイル追跡艦のハワードO.ロレンゼンは、近年横浜を拠点に行動しているが、2月24日の入港前には今年1月6日の朝に横浜を出港していた。
この時のロレンゼンは、1月1日に入港して6日に出港という、比較的短期間の滞在だった。

1月6日に出港したロレンゼンは、米国アラスカのアリューシャン列島にあるダッチハーバーに現地時間の1月31日に入港した。
その後、現地時間の2月2日にダッチハーバーを出港した後、20日以上かけて2月24日に横浜に再び入港した。

ロレンゼンが朝鮮半島でのミサイル発射の警戒任務に就く場合、横浜から津軽海峡経由で日本海に入ることが多いと思われるが、今回はそれとは異なるルートの航海だった。
横浜とアリューシャン列島のダッチハーバーとの往復の間、ロレンゼンが何をしていたのかは今のところ不明だ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


2月26日の横浜ノースドック。左から陸軍揚陸艇カラボザ(LCU 2009)、弾道ミサイル追跡艦ハワードO.ロレンゼン、タンカーのハイナ・パトリオット、
音響測定艦エイブル(T-AGOS 20)、音響測定艦エフェクティブ(T-AGOS 21)が停泊している(24.2.26 星野 撮影)


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