弾道ミサイル追跡艦、横浜ND入港

5月18日、横浜ノースドックに入港した弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン(26.5.18 星野 撮影)
5月18日、弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼン(HOWARD O.LORENZEN T-AGM 25)が横浜ノースドックに入港した。
同艦の横浜寄港は、昨年11月15日の朝から12月11日の午前中まで滞在していた時以来のことだ。
しかし、横浜を離れていたこの5ヶ月以上の間、ずっと任務航海を行っていたわけではない。
昨年12月11日に横浜を出港した後のロレンゼンの動きを、現時点で分かっている限りで振り返っておこう。
まず、今年の1月26日の朝に佐世保に入港している。
1月31日の夕方に同港を出たあと、2月25日に再び佐世保に入港している。
そして、26日の午後には再び同港を出港している。
佐世保を出た直後、2月28日に舞鶴に入港した。
この舞鶴入港はおそらく、JMU舞鶴事業所で整備工事を行うためだったと考えられる。
米国本土の造船所の作業能力などの問題もあり、最近は米海軍のさまざまな任務船(USNS)の修理などを日本や韓国の民間造船所で行うようになったことの一例として見ることができるだろう。
ロレンゼンが舞鶴を出港したのは、4月14日だった。
そして4月17日には佐世保に入港している。
4月20日には佐世保を出港したが、その後、日本海で任務に就いていたわけではなさそうだ。というのは、4月22日には津軽海峡を通過して太平洋に出ていたからだ。
4月22日から5月18日の横浜入港まで、太平洋で何をしていたのかは不明だ。
なお、ロレンゼンは昨年11月15日から12月11日に横浜ノースドックに寄港する前には、10月28日から30日まで佐世保に寄港しており、さらにその前には9月30日に佐世保を出港している。
本HPの以前の記事でも述べたことだが、この、米軍が現在稼働させている唯一の弾道ミサイル追跡艦のハワード・O・ロレンゼンは、最近は任務途中の補給などでは佐世保を利用し、一定期間滞在する拠点としては横浜に寄港するという、「使い分け」を行っているようだ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)


昨年11月15日から12月11日にかけて横浜に滞在していたハワード・O・ロレンゼン(上は25.12.5 下は25.12.9 星野 撮影)
2026-5-20|HOME|