パスファインダー級海洋調査船、横浜NDに入港


9月25日の午後、横浜ノースドックにほぼ1年ぶりに入港した海洋調査船(測量船)ボーディッチ(26.9.25 星野 撮影)


昨年、2025年の9月10日に横浜ノースドックに入港したボーディッチ(25.9.10 星野 撮影)


左から海自海洋調査船「にちなん」、ボーディッチ、オーシャン・インターベンションの日米3隻の海洋調査船が昨年9月、横浜ノースドックに並んだ(25.9.23 星野 撮影)






昨年9月のボーディッチの横浜寄港の際には、乗組員とみられる集団が、弾薬とみられるケースや銃を収納する作業をしているのが目撃された。
人びとの左側に見える三脚は、銃座のためのものだろう(25.9.17 星野 撮影)


昨年9月25日のボーディッチ。後部甲板に2隻のボートが積んであるのがよく見える(25.9.25 星野 撮影)

パスファインダー級海洋調査船ボーディッチ(BOWDITCH T-AGS 62)が、9月25日の午後、横浜ノースドックに入港した。
ボーディッチの横浜ノースドック寄港は、昨年9月10日から26日にかけて滞在して以来のことで、ほぼ1年ぶりだ。

1年前にボーディッチが寄港した際にはなぜか電飾付き満艦飾姿となり、滞在中に海上自衛隊の海洋調査船「にちなん」も突如横浜ノースドックに入港し、同じ時期に横浜ノースドックに滞在していた、本来は民間船でありながら米海軍が海洋調査船として使用しているオーシャン・インターベンション(OCEAN INTERVENTION T-AGS)とともに米日の軍事海洋調査船3隻が並ぶ一幕もあった。

ボーディッチは昨年9月後半に横浜を出港した後、その1ヶ月後に韓国のプサンに現れ、さらにその1ヶ月後には那覇軍港にも寄港している。

その後、今年6月後半にはシンガポールを出港してフィリピンのスービックに寄港した。
しばらくその周辺で活動を行っていたようだが、スービックを7月18日に出港して北上し、8月24日から25日にかけてアラスカのコディアックに寄港している。
コディアックなどアラスカ、アリューシャン列島方面はボーディッチに限らず、マリー・シアーズなどバスファインダー級海洋調査船が頻繁に訪れている地域だ。
アラスカ周辺での潜水艦作戦のための情報収集活動を行っているのだろう。

パスファインダー級海洋調査船と言えば、現在、佐世保の佐世保重工佐世保造船所に停泊しているバスファインダー級海洋調査船ヘンソン(HENSON T-AGS-63)も、佐世保に行く前に、8月4日から19日まで、横浜ノースドックに入港していた。

ヘンソンは8月の横浜滞在の際、後部甲板に積んでいた2隻のボートを降ろして、そのまま後部甲板には何も積まずに出港していった。

後部甲板にボートも観測機材も何も積まずに横浜を出港したということは、佐世保での修理に備えて、ということかもしれない。

8月のヘンソンのボート積み下ろしの件に限らず、海軍特殊任務船の活動拠点でもある横浜ノースドックは、パスファインダー級海洋調査船が搭載する資材の積み替えや保管なども行われている基地なのだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


今年8月4日、横浜ノースドックに入港したヘンソン(26.8.4 星野 撮影)


ヘンソンも横浜入港時、後部甲板にボートを2隻積んでいた(26.8.4 星野 撮影)


8月12日、ボートを降ろしたヘンソン(26.8.12 星野 撮影)


ヘンソンのボートは、ノースドックの中のこの場所に運ばれた(26.8.25 星野 撮影)



8月19日、出港の際にタグボートに助けられて回頭するヘンソン。後部甲板には観測機器もボートも積んでいない(26.8.19 星野 撮影)


2026-9-27|HOME|