横浜NDから横須賀へ

備蓄の陸軍大型揚陸艇2隻が移動


横須賀・長浦港の市営埠頭に一時停泊中の2隻の大型揚陸艇 (LCU2014,LCU2015) (07.9.25 撮影)

横浜ノースドックには、陸軍上陸用舟艇やMCSなど、港が通常通りに使えないときでも、沖合いの貨物船から 戦車などの車両や物資を揚陸するパッケージが備蓄されている。その一部としてLCU2000型の大型揚陸艇も10隻保管されている。

9月20日にランドマークタワーから見下ろすと、3隻のLCUが保管場所から消えていた。12番、14番、15番のLCUだ。この うち12番のLCUはドック入りのため、鶴見大橋近くの横浜工作所に8月はじめに運ばれている。

14番と15番のLCUは2隻揃って横須賀・長浦港にいた。15番は02年8月25日にノースドックに運ばれてきた。14番は04年 9月23日の搬入だ。
いずれもこれまでドック入りしたことがないLCUなので、今回の移動はドック入りのためと考えられる。長浦市営桟橋の対岸にある 住友造船のドックに入るのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)

このページの記事の基本的な情報を提供していただいた読者に感謝します。


横浜ノースドックの全貌。白丸が備蓄されている陸軍上陸用舟艇など


大型揚陸艇は2隻×5列で保管されている。そのうちの3隻がいなくなっている(07.9.20 撮影)
 


'2007-9-26|HOME|