横浜ND備蓄セット、また韓国での演習に (6)

「いかだ」やコンテナの船積み続く


筏に組まれたままのMCSを船の大型クレーンで海面から吊り上げる


筏を船のクレーンの下まで運ぶタグと、筏を離したタグ、警戒配置につくLCMが交差するノースドック前の海面(2015.6.4 撮影)

貨物船オーシャン・フリーダム寄港日の翌日の6月4日から、韓国での演習に参加する陸軍揚陸セットの船積みが始まった。
この日までに、MCS(筏ユニット)は、大部分がノースドックの海面で筏に組まれ、バースの下にならべられた。

初めに貨物船のクレーンで積み込まれたのは、陸上に積まれていたコンテナだった。
午後になると平タグ(WT)が筏を集めてオーシャン・フリーダムの中央のクレーンの下に運び、海面からクレーンが筏をごぼう抜きして船腹に移す作業が始まった。
筏のまま海面から引き上げる作業は3日目まで続き、貨物船の甲板になる上蓋が閉じられた後も、その上に筏が積み上げられていった。半分以上空いている上蓋の上のスペースには、タグが全部で8隻 積み込まれるとみられる。

一昨年の例から見て、WT5隻,CF1隻、LCM2隻が積み込まれるのではないか?

(RIMPEACE編集部)


初めに吊り上げられた積荷はノースドックの埠頭からで、WTの部品などのコンテナだった(6.4 撮影)


積み込み3日目には、甲板のふたが閉じられ、その上に筏が積まれた。平タグ(WT)やLCMも載るとみられる(6.6 撮影)


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