横浜ND備蓄セット、また韓国での演習に (7)

タグ、揚陸艇もノースドックで事前訓練


ノースドック前の公水面で、回転機動の訓練に余念がない小型タグ(ST)(2015.6.1 撮影)


出港準備中の航洋タグ(LT)に群がる兵士。ヘリは横田から飛来して貨物船の上を旋回していた(6.4 撮影)

韓国西海岸の砂浜、Anmyeon Beachで行われる CJLOTS 15 演習に参加するのは、MCSと平タグ(WT,CF)だけではない。

一昨年は、貨物船ISEに中型揚陸艇LCMが1隻乗って行ったが、今回はLCMが2隻(各タイプ1隻ずつ)、参加前の事前訓練をノースドックの近くで行っている。
また、2隻のLCUがパイプラインセットや車両を積んで出かけた。そしてそのままフィリピンやタイまで那覇軍港を拠点に動き回り、2隻がそろってノースドックに帰ってきたのは先月下旬の ことだった。今年は4隻のLCUがスタンバイしている。給油も済ませたが、積み荷などは今一つはっきりしない。

港内タグのSTも2隻が出港準備をしている。2隻がペアで韓国西海岸まで自走するのかもしれないし、オーシャン・フリーダムに乗っかって行く可能性もある。

一昨年はクレーンバージを大型タグが曳いていったが、今回クレーンバージの周りは静かだ。ただ、この時期に合わせて住友造船追浜工場で修理を済ませてきたので、今回も演習に参加する 可能性がある。

(RIMPEACE編集部)


LTに接舷して給油中のLCM2隻。会場での演習中、母艦的な役割をはたすようだ


給油後、並び方を変えた大型揚陸艇LCU4隻。左の2隻は沖縄から各地に出歩いていた船だ(6.5 撮影)


左右に筏をつかんで貨物船に向かうWT。一方の筏の先端が斜めに切れている。ビーチングの先頭の筏だ(6.6 撮影)


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