横浜ND備蓄セット、また韓国での演習に (8)

筏セットなど積んだ貨物船、横浜NDを出る


ノースドックの先端部分。筏セット(MCS)やコンテナがほとんどなくなっている


停泊していた平タグや小型タグ、LCM2隻も消えている

6月9日、草木も眠る午前2時前に貨物船オーシャン・フリーダムが横浜ノースドックを離れた。行き先は韓国アンミョン港だ。12日朝には到着予定、とのことだ。

上陸支援演習で使う筏セットやコンテナはほとんど6日までに積み込まれていた。その後、自走するタグボートなどと、貨物船に吊り上げられてアンミョンに向かう平タグなどに分かれて、ノース ドックを出て行った。
一昨年の例では、平タグと中型揚陸艇(LCM)は貨物船に積まれた。また、大型タグがクレーンバージを曳いてポハンまで行った。今年は、貨物船と同時期にノースドックからいなくなったのは、 大型タグ(LT)1隻、小型タグ(ST)2隻、平タグ(WT)4隻、コーズウェイ・フェリー(CF)1隻、中型揚陸艇(LCM)2隻(タイプT、U各1隻)の計10隻だ。昨年動いたクレー ンバージ(BD)は残っている。

大型揚陸艇(LCU)はまだ動いていないが、2隻に燃料を入れていたので、ノースドックに残ったコンテナや車両などを積んで出かけることは間違いない。

(RIMPEACE編集部)(2015.6.10 撮影)


みなとみらい側に泊まっている4隻のLCUは未だ動いていない


2015-6-11|HOME|