横浜ND備蓄セット、また韓国での演習に (10)

LCU、横浜NDから2隻動く


6月20日10時半過ぎ、浦賀水道を南下する大型揚陸艇ハーパーズ・フェリー (LCU 2022)


ハーパーズ・フェリーと約20分の差で浦賀水道を南下する大型揚陸艇コアモ(LCU 2014)(東京湾ライブカメラの映像より)

横浜ノースドック(ND)で待機していた大型揚陸艇2隻が、6月20日午前、相次いで出港した。エンジン回りの故障のために、韓国で行われるC/JLOTS(Combined/Joint Logistics Over-the-Shore)演習に参加できなくなった大型揚陸艇ポート・ハドソン(LCU 2035)に代わって韓国に向かうとみられる。

横浜NDでは、前日までこの2隻のLCUに荷物は積んでいなかった。ライブカメラの映像からも、コアモに何か積まれてはいるが、2隻ともコンテナや大型の車両は積んでいないことが読み取れる。
韓国西海岸の Anmyeon Beach までそのまま行くのか、例えば呉によって2年前にポート・ハドソンとコントレラスがやったように弾薬コンテナを運ぶのか、未だ不明だ。

そのポート・ハドソンとコントレラスは、出港した2隻のLCUの隣に停泊していたが、今のところ動きはない。コントレラスが6月15日に一度だけ東京湾内を試走したくらいのものだ。

横浜NDを出港した2隻のLCUは、東京湾を出て西に向かった。

(RIMPEACE編集部)


出港の前日、ノースドックに停泊するハーパーズ・フェリーとコアモ。荷物は積んでいない(2015.6.19 撮影)


2015-6-20|HOME|