アンミョン・ビーチ沖に集まった輸送艦と揚陸舟艇の位置（７月初め）
C/JLOTS演習参加艦船の動き
アンミョン・ビーチ沖に集まった輸送艦と揚陸舟艇の位置（７月初め）
韓国西海岸アンミョン・ビーチで行われているＣ／ＪＬＯＴＳ演習に参加しているのは、横浜ノースドックの揚陸セットだけではない。
車両貨物輸送艦ジョンＰボボ、ＬＭＳＲ艦レッド・クラウドの２隻の大型貨物船がビーチから１５キロほどの海上で待機、ノースドックからいかだセットを運んだオーシャン・フリーダムも貨物船の近くにいる。
２隻のＬＣＵとＬＴがビーチ近くから沖合まで動き回っている。
少し離れて沿岸送油システム艦ウィーラーが停泊していて、作業船ファストテンポも近くにいる。韓国船籍の貨物船オーシャン・クイーンが南側に停泊している。
２年前にＣ／ＪＬＯＴＳ２０１３演習がポハンの上陸演習場で行われた。その時の米軍ブリーフィング資料では、ポハンのビーチに直角の区分を造り、米軍と韓国軍のそれぞれの補給ラインを平行に設けている。さらにその補給ラインが燃料と貨物・車両用に分かれている。
今回のＣ／ＪＬＯＴＳ２０１５では、一番北側に米軍の燃料補給ライン、その南側に米軍の貨物・車両補給ラインがあって、一番南側に韓国軍の補給ラインが設定されていることが、船の配置からわかる。
７日になって、ＬＣＵ２隻がアンミョン・ビーチの沖合から離れた。韓国籍の貨物船も沖合遠くに移動した。海からの補給演習のひとつの山場が終わったのかもしれない。
（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部）
２年前のポハンでの同名の演習のブリーフィング資料。下が陸地、左がポハン港
2015-7-7|HOME|