米軍公表の写真に見る、C/JLOTS演習とNDの揚陸セット(3)
海上の大筏 (RollOn/Roll-Off Discharge Facility) にローディング・ブリッジを下ろした事前集積艦ジョンPボボ(後方、後ろ向き)。
手前後ろ向きの2隻は横浜NDから来た小型タグ(ST 803)と大型揚陸艇(LCU 2022) (2015.6.30 ARMY Photo, NAVAL SURFACE WARRIORS の FLICKR より)
ジョンPボボから車両やコンテナを受け取るために浮体に接舷して待機する、横浜NDから来たLCUとWT(2015.7.3 同)
アンミョン・ビーチ沖に組み立てられた大筏 (RollOn/Roll-Off Discharge Facility)をジョンPボボから見下ろす。
反対側に接舷しているのは横浜NDから来たLCUとST、LCM(Type U)。左側面にはWT
(2015.7.1 同)
巨大で喫水も深い事前集積艦から揚陸地点のビーチまで、積み荷の車両やコンテナを運ぶための中継点として、海上に大筏を浮かべる。横浜ノースドック(ND)に保管されているコンテナ状のMCSを分解してつなぎ合わせ、さらに寄せ集めて造られた大きな海上浮体だ。この浮体に事前集積艦の艦尾のローディング・ブリッジを降ろし、車両が自走して船から降りてくる。
海上浮体にとりついたLCUやコーズウェイ・フェリーなどがこの車両を積んでビーチに向かう。ビーチに直角に作られた浮桟橋に接岸したり、浜に直接ビーチングして車両が陸に上がる。
海上浮体や浮桟橋、コーズウェイ・フェリーに変身して揚陸作戦を支えるのに十分な個数のMCSがノースドックに保管されている。
米陸軍のMCS技術マニュアルの表紙より
(RIMPEACE編集部)
2015-7-23|HOME|