横浜ＮＤ備蓄セット、また韓国での演習に (２０)

筏セット、格納前の検査へ。大テントの周りに並ぶ

メンテ用の大テントの周りに集まってきた、韓国帰りの筏セットの部品群(2015.7.27 撮影)

7月22日に、貨物船オーシャン・フリーダムから降ろされ始めた陸軍上陸セットは、24日までに、海上経由でそれぞれの保管場所近くに運ばれて、一段落した。

平タグ（ＷＴ）でＢバースの裏側に運ばれた筏は、海上で解体され、一本ずつクレーンで引き上げられた。待ち構えていたコンテナ・ハンドラーがつかんでトラックのところまで運び、トラックが大テントの近くまで運んでいた。
大テントの手前に筏ユニットがズラリと並び、テントの横や奥にもユニットが並んでいる。これから少しずつテントの中に引き入れて、検査・メンテを行うことになる。

量的に最も多い筏セットが落ち着くところに落ち着けば、今回の演習に運ばれた陸軍上陸セットはほとんどが復帰する。ただ、2隻のＬＣＵだけが、横浜に戻らずに輸送任務に就いた。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部）

貨物船から海に降ろされた筏ユニットが、ＷＴによって解体場所まで運ばれる


波の静かなバースで解体されクレーンで持ち上げられる筏ユニット。トラックで大テントの近くに運ばれた(7.24 撮影)