横浜ノースドックから始まったオリエント・シールド演習 (2)
陸自はノースドックで何をするのか
9月6日、神奈川平和運動センターと社民党横浜市連合が合同で、「横浜ノース・ドックにおける陸上自衛隊と米陸軍との合同演習「オリエントシールド」の実施に反対することを求
める申し入れ」を横浜市基地対策課に対して行った。
申し入れの席上、横浜市基地対策課は、日米共同演習が横浜ノースドックで実施されるのは初めてのことだと認めた。
また、オリエントシールド演習の際に横浜ノースドックで何をするのか、ということについては、8月25日に日米合同委員会合意が発表された際に、国から横浜市に口頭で説明が
あったという。国からの説明の内容について、基地対策課は次のように語った。
すなわち、米軍の車両とヘリコプターを積んだ米軍側の艦船がノースドックにやってきて、陸揚げする。そして、そのヘリコプターを、ノースドックで組み立てる。
陸上自衛隊は、ノースドックに陸揚げされた米軍ヘリ、車両に給油をする。
給油をされた米軍車両、ヘリはともに東富士演習場に向かう。
以上が、オリエントシールドの一環として横浜ノースドックで実施される日米共同演習についての、国から横浜市に伝えられた内容なのだという。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)

横浜ノースドック全景。右端に停泊している船がオーシャン・ジャズ(2017.9.11 頼 撮影)
2017-9-13|HOME|