2015年11月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 NH:那覇軍港、S:佐世保、PT:ピョンテク、BS:ブサン、NG:名古屋、KW:川崎
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MONTFOLD POINT (T-MLP 1) S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S in 揚陸補助艦
COAMO (LCU 2014) WB WB WB WB WB WB WB in 揚陸艇
GLEEN LAKE (T-AKR) NH BS in out NG    CHIBA KW 自動車運搬船
WESTPAC EXPRESS (T-AKR) NH NH PT S S i/o   NH NH NH NH  ===================== TSUNEISHI ======================= NH NH NH 高速輸送船

揚陸補助艦モントフォード・ポイントが、佐世保港内に滞在した後、月末にノースドックに戻ってきた。ノースドックを主な係留港として、ときおりLCACが置かれている佐世保に出かけることを繰り返しながら、有事の出番を待つ態勢をとる可能性が強い。そうなれば、米軍艦船の配備の増強となり、横浜港の発展の阻害要因になる。

大型揚陸艇(LCU)コアモが那覇からホワイトビーチを経由してノースドックに海兵隊の装備とみられるコンテナ10個などを運び込んだ。そのままコアモはノースドックに停泊しているが、那覇軍港にいるLCUハーパーズフェリーと合流して沖縄をベースにした輸送任務に戻る可能性がある。

自動車運搬船による米西海岸と西太平洋の米軍基地を結ぶ定期便が寄港したが、今回はグリーン・レイクがやってきた。このコースを回っていたグリーン・リッジが9月半ばにノースドックを出た後、中の関、広島に寄港した後シンガポール、スエズ運河、地中海へと転進して、オランダやイギリスに向かった。そのあと、東南アジアまで戻ってきているので、グリーン・レイクはワンタイム・リリーフだったとみられるが、わざわざヨーロッパまで出かけて行ったグリーン・リッジの輸送内容が気になるところだ。


2015-12-3|HOME|