2017年4月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 Y:横須賀、S:佐世保、NH:那覇軍港、WB:ホワイトビーチ、RB:レッドビーチ、PH:ポハン       NG:名古屋、HN:ひたちなか
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WESTPAC EXPRESS (T-AKR) S S S S PH NH NH NH NH NH NH NH WB PH RB RB in out RB WB PH RB in out 高速輸送船
FORT McHENRY (LCU 2020) PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH PH in 揚陸艇
MONTFOLD POINT (T-ESD 1) out Y Y Y Y in 揚陸補助艦
GREEN LAKE (T-AKR) NG NG in out HN Newest Richmond Hueneme 自動車運搬船
MARY SEARS(T-AGS 65) in 海洋調査船

 揚陸補助艦モントフォード・ポイントは、4月も横浜ノースドックに居座り続けた。ただ4月2日から7日にかけては、一時的に横須賀沖の錨地に移動したが、これは自動車運搬船 グリーン・レイクにノースドックの停泊場所を譲るためだった。

 自動車運搬船グリーン・レイクは、定期的に入港して軍事物資の輸送に従事している米国船籍の民間船だ。今回は、4月4日にノースドックに入港して5日には出港した。入港当日の 4日夕方には、積み荷搬出入用のランプウェイを折りたたんで収納する慌ただしさだった。
グリーン・レイクが入港した4月4日の午後には、白いタンクのようなものを載せたトレーラーが、ノースドックのHバース付近に10台以上並んでいた。グリーン・レイクが搬入した ものと見られる。

 大型揚陸艇(LCU)フォート・マッケンリーは、4月23日午前、横浜ノースドックに帰港した。同艇は韓国の浦項(ポハン)で行われた米韓合同演習に参加していた。横浜に保管の 名目で運び込まれていたLCU10隻のうち、フォート・マッケンリーに加えてカラボザ、ブロード・ランの計3隻が今回の米韓合同演習に参加した。カラボザとブロード・ランは展開 先の沖縄から浦項に行き、終了後沖縄に戻った。
 フォート・マッケンリーは4月25日に、午前から昼頃にかけてノースドックを出港して浦賀水道付近に行き、また横浜に戻っている。フォート・マッケンリーは帰港後Cバースに 係留されており、それまでCバースに係留されていたLCUコアモは、「裏」側のLCUの「溜まり場」になっているバースの方に移動した。

4月24日には、ノースドックのHバースに海洋調査船マリー・シールズが入港した。4月前半にはフィリピン方面にいたようだ。マリー・シールズは、昨年以前には佐世保にしばしば 寄港していたが、横浜ノースドックに前回入港したのは2008年4月だ。非常に久しぶりの寄港だ。

 頻繁に寄港を繰り返している高速輸送艦ウエストパック・エクスプレスは、この4月は25日にBバースに入港し、30日に出港した。

 なお、ノースドックでは、昨秋以来姿が見えなくなっていたLT(ラージ・タグ)のMGナサナエル・グリーンが、4月24日頃までに「定位置」のAバースに戻っているのが確認 された。それにより、BGゼブロン・パイクと2隻並んでAバースにLTが係留されているという状態が復活した。


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