2018年5月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 Y:横須賀、S:佐世保、NH:那覇軍港、WB:ホワイトビーチ、RB:レッドビーチ、PH:ポハン
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GUAM (HST 1) NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH PH NH WB PH NH NH NH NH NH NH RB NH NH NH NH NH NH NH NH in 高速輸送船
ひまわり8 (T-AKR) i/o NH 自動車運搬船
第三晶恵丸 (T-AK) i/o 貨物船
MARY SEARS(T-AGS 65) in out in 海洋調査船
ALEX HALEY (WMEC 39) KODIAK=== in out Yin USCGカッター

5月6日に海洋調査船マリー・シアーズが、昨年7月以来10ヶ月ぶりに入港した。後部甲板には何も積んでいない状態で入港した後、ノースドックで、観測用の機器が入っていると みられるコンテナなどを後部甲板に複数積み込んだ。
マリー・シアーズは5月11日に出港したが、31日には再びノースドックに戻ってきた。

5月31日に高速輸送艦グアムが入港し、「定位置」のBバースに接岸した。グアムの入港は、2月23日から3月12日にかけての長期滞在以来のことだ。

4月28日から5月8日まで東富士演習場で行われた「沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練の分散・実施」で使用された海兵隊の車両や物資を沖縄に搬送するために、この5月には 日本船籍の民間貨物船が2隻、ノースドックに短時間寄港した。

まず、5月14日には自動車運搬船ひまわり8が入港し、大量の車両や物資を積み込んで出港した。ひまわり8は、火薬類など危険物積載能力を持つ、最新の自動車運搬船だ。さらに、 5月30日の朝、貨物船の第三晶恵丸がHバースに接岸し、車両やコンテナなどを積み込んで那覇に向かった。
これらの貨物船が入港する前には、Hバースに海兵隊車両や物資が並んだ。とりわけひまわり8の入港前には、大量の車両が並んだ。

5月16日から20日にかけて、米国沿岸警備隊の巡視船、アレックス・へーリーが入港した。海上保安庁の発表によれば、5月19日および20日に開催された「海上保安制度創設 70周年記念観閲式及び総合訓練」に参加するためということだ。滞在中、アレックス・へーリーはずっと停泊していた訳ではなく、訓練や式典で連日入出港を繰り返した。
アレックス・へーリーの滞在中には、海上保安庁の巡視船きたかみも、並ぶようにしてノースドックに停泊した。

横浜ノースドックに係留保管されているはずの米陸軍大型揚陸艇(LCU)のチカソーベヨー(LCU2012)が5月半ば過ぎ頃、試験航行などを繰り返した。5月17日には浦賀水道方面に まで出かけていき、18日には、米沿岸警備隊巡視船アレックス・へーリーと並ぶように川ア沖を航行した。

なお、この5月には、陸上自衛隊の車両などが数回目撃された。5月15日には、陸自ミサイル部隊と見られる複数の車両や隊員たちの姿が確認された。5月17日にも、ノースドック の、米国沿岸警備隊巡視船アレックス・へーリーの停泊場所近くなどで、陸上自衛隊のトラックの姿が確認されている。さらに、5月11日にも、陸自の人員輸送用バスと見られる車両 に乗った隊員たちらしき姿が目撃されている。


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