2018年7月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 NH:那覇軍港、WB:ホワイトビーチ、NG:名古屋、FN:船橋、ZB:ザンボワンガ
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GUAM (HST 1) 高速輸送船
BROAD RUN (LCU 2007) out NH NH NH NH NH NH NH NH NH ZB 揚陸艇
IMPECCABLE(T-AGOS 23) in out WB WB WB 音響測定艦
MARY SEARS(T-AGS 65) in out 海洋調査船
OCEAN INTERVENTION   P.Harbor in out  ==小樽 海洋調査船
SHOKEI MARU NO.8(T-AK) KOBE Sakai Shimizu NG 釧路西  ==横浜== 田子 FN  ===== 石巻 ===== i/o 貨物船

高速輸送艦グアムは、6月7日からノースドックに居座り続けており、7月も横浜から出ることはなかった。とはいえ、動きがまったく無かったわけではなく、7月18日にはノースドックのすぐ 横の横浜港内の水域で、小刻みに進路を変えて動きまわる訓練を行った。また、20日以降は、船の向きをそれまでと逆向きにしてBバースに停泊している。ただし31日の日中には、数時間、 船の後部を北向きに戻してランプウェイを使用し、その後再び船の向きを入れ替えている。

横浜ノースドックに係留保管するだけという名目で米軍によって日本に持ち込まれたにもかかわらず、最近、沖縄を拠点に米陸軍輸送科の小型輸送船として使用されている米陸軍大型揚陸艇(LC U)ブロードランは、6月以降横浜ノースドックに戻って停泊していたが、7月12日に再び沖縄に向けて出港した。

7月16日から21日にかけて、海洋調査船マリー・シアーズが寄港した。今回のノースドック在港中は、しばしば日中から後部甲板にライトが灯され連日作業が行われていた。マリー・シアーズ は最近頻繁に横浜に寄港しており、ノースドックを拠点として日本近海で調査活動を行っている可能性がある。

海洋調査船オーシャン・インターベンションが、7月22日から26日にかけて入港している。OCEANEERING社が保有するオーシャン・インターベンションのノースドック寄港は初めてのこととみら れる。26日に横浜を出港した後、小樽に向かった。

同じく7月22日から26日にかけて、音響測定艦インペッカブルもノースドックに寄港している。インペッカブルのノースドック寄港は2009年10月以来だ。

なお、6月28日以来、横浜市神奈川区恵比須町の民間埠頭に停泊していた特殊作戦支援船C.チャンピオンも7月26日に横浜を出港している。その間、7月9日に停泊位置を数百メートル海側 にずらす動きは見られたが、同じ民間埠頭に留まり続けた。

日本船籍の民間貨物船、第8晶恵丸が7月31日の午前中に短時間、ノースドックのHバースに接岸した。第8晶恵丸はノースドック出港後、日本の太平洋側を西南方面に向かっている。


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