2018年12月 横浜ノースドック 米艦船在港状況 | H:横浜ND、Y:横須賀、NH:那覇軍港、IW:岩国、BS:ブサン | ||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | |||
SLNC GOODWILL (T-AO) | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | Yin | Y | out | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | BS | タンカー | |||
CEDAR RUN (LCU 2010) | in | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | 揚陸艇 | |
BROAD RUN (LCU 2007) | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | 揚陸艇 | |
GREEN LAKE (T-AKR) | Guam | NH | BS | Hin | out | 水島 | 三河 | 名古屋 | 千葉 | 横浜 | 自動車運搬船 | ||||||||||||||||||||||
第5大越丸 | i/o | 貨物船 | |||||||||||||||||||||||||||||||
SEIKAI MARU | IW | Hio | 貨物船 | ||||||||||||||||||||||||||||||
HOWARD O LORENZEN (T-AGM 25) | Hin | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | out | ミサイル追跡艦 | ||||||||||||||||||||
IMPECCABLE(T-AGOS 23) | Hin | H | H | H | H | H | H | H | H | H | 音響測定艦 | ||||||||||||||||||||||
OCEAN INTERVENTION | Hakodate | HAKODATE | Hakodate | HAKODATE | Hin | H | H | H | H | H | H | out | 海洋調査船 | ||||||||||||||||||||
OCEAN GLORY (T-AK) | Anchorage | Hin | out | 貨物船 |
LCU(米陸軍大型揚陸艇)シダーランが、12月1日に沖縄から横浜ノースドックに戻ってきた。シダーランは、ノースドックに係留保管されていることになっている10隻のLCUのうちの1隻
だが、The Pacific Utility and Logistic Support Exercise-Watercraft(PULSE-W) と呼ばれる米太平洋陸軍の行動の一環によって、小型輸送艦として前任のLCUカラボザに代わって今年9月
から沖縄に派遣されていた。
シダーランは、12月13日には横浜港沖を試験航行しているが、横浜に戻ってからしばらくはマストに掲げていた米陸軍輸送科のえんじ色の旗を、12月半ば頃より掲げなくなった。11月に
戻ってきたLCUブロードランと同様に、小型輸送艦としての業務はひとまず終わったということだろうか。
この12月には日本の民間内航貨物船が2隻、短時間寄港している。12月4日には第5大越丸が、12月10日にはせいかい丸が、それぞれHバースに接岸した。せいかい丸は、岩国基地の岸壁
に停泊してから横浜にやってきたもので、多輪装トレーラーをノースドックに陸揚げした。
11月初めからほぼずっと横浜ノースドックに居座り続けていたタンカーのSLNCグッドウィルは12月13日に横浜を出港し、横須賀の吾妻島に接岸した。
米国本土と西太平洋、東アジアの米軍基地を循環する輸送業務に使用されている自動車運搬船グリーン・レイクが12月17日に横浜ノースドックに入港した。今回は、少なくとも4両の砲塔付
きLAV-25装甲車、M984A4トラックなど数種類の軍用車、トーイングカー、タラップ、小型フォークリフト、パワーショベル、小型船舶、ボート、数種類のコンテナ多数など、大量の車両や物資を
横浜に陸揚げした。
12月後半には、米軍の特殊任務船、すなわちミサイル追跡艦や音響測定艦、海洋調査船がノースドックに相次いで寄港して並んで停泊する光景が見られた。「クリスマス休暇」の意味もあったの
だろうが、横浜が米軍の特殊任務船の活動拠点となっていることを示す光景でもある。
まず、ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼンが12月20日にノースドックに入港して31日まで滞在した。次に、音響測定艦インペッカブルが12月22日に入港し、滞在を続けている。
さらに、海洋調査船オーシャン・インターベンションが12月23日から30日までノースドックに滞在した。オーシャン・インターベンションは民間の海洋調査船だが、おそらくは米軍の業務と
して函館を拠点に、調査活動を行っていたものだ。30日に横浜を出港した後の目的地はグアムだ。
12月5日に原子力空母ロナルド・レーガンが横須賀に戻ってきたが、甲板に載せられていたFA18スーパーホーネット故障機2機が、7日にノースドックに運ばれてきた。
この2機は横浜に運ばれた後、白い素材で全体を覆われてモスボール加工された。そして、おそらくこの2機を回収するために、12月25日の夜、貨物船オーシャン・グローリーがノースドック
に入港した。
オーシャン・グローリーが積み込み作業を行っているのが目撃された26日午前以降、2機の白装束FA18はノースドックから姿を消した。
積み込みを終えたオーシャン・グローリーは、26日午後に横浜を出港した。
2019-1-4|HOME|