2019年2月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 H:横浜ND、NH:那覇軍港、WB:ホワイトビーチ、RB:レッドビーチ、
IW:岩国、YS:横須賀新港、BS:ブサン、PH:ポハン
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CHICKSAW BAYOU (LCU 20112) out NH NH NH NH NH NH NH WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB 揚陸艇
GUAM (HST 1) NH NH NH NH NH NH Hin out NH PH NH NH NH NH NH NH IW Hin H H H H out WB RB BS 高速輸送船
GREEN LAKE (T-AKR) Honolulu Pearl H.  GUAM NH NH Hin out 自動車運搬船
第三晶恵丸 (T-AK) Sio Hio  CHIBA 貨物船
第八幸寶丸 (T-AK) Sio YS Hio 根岸 貨物船
VICTORIOUS (T-AGOS 19) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 音響測定艦
OCEAN INTERVENTION H out  == HAKODATE == HAKODATE Hin H H H 海洋調査船

 1月26日に入港した音響測定艦ビクトリアスは、2月もずっとノースドックに居座り続けた。1月29日にマスト周囲に足場が組まれて作業が行われていたが、2月14日にその足場は撤去された。

 LCU(米陸軍大型揚陸艇)チカソーバヨーが、2月1日にノースドックを出港して那覇軍港に向かった。昨年11月にノースドックに戻ってきたLCUブロードランに代わって小型輸送船とし て使用するための派遣だ。

 1月24日からノースドックに接岸していた米国の民間企業が保有する小型海洋調査船オーシャン・インターベンションは、2月2日に出港して函館に向かった。その後、北海道周辺海域の調査活動を行った模様で、2月18日に函館を出港して、25日に再びノースドックに入港した。函館から横浜まで約1週間もかけての航行だった。この航行自体も、米軍の調査活動の一環なのだろうか。

 海兵隊の日常的な輸送手段として使用されている高速輸送艦グアムが2月には2回、寄港した。1回目は2月7日の夜。この時は翌2月8日の午前中には出港して那覇軍港に向かった。2月7日の入港数時間前には、グアムの定位置であるBバース近くに小型コンテナが1個置かれ、銃を持った兵士が警備している様子が目撃されている。

グアムの2月2回目の入港は2月19日だ。この時は24日までノースドックに滞在した。入港前日の2月18日には、Bバース付近に軍用車両、小型コンテナ、兵士の背嚢の束のような物資が並べられていて、銃を持った兵士が警備している姿が目撃されている。

小型の貨物船、第八幸寶丸と第三晶恵丸が2月26日の朝、ノースドックに入港した。2隻とも2月22日に佐世保に寄港している。佐世保から第八幸寶丸と第三晶恵丸は、音響測定艦のレドーム、リール、金属の枠のようなものなどをノースドックに運び込んだ。

2月26日の昼過ぎには、米国西海岸から太平洋、東アジアの米軍基地を周回して米軍の各種物資を運搬している自動車運搬船グリーン・レイクが入港した。グリーン・レイクは今回、コンテナ類や海兵隊のLAV−25装甲車やハンヴィーなど大量の軍用車両をノースドックに陸揚げした。


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