2020年7月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 H:横浜ND、Y:横須賀、WB:ホワイトビーチ
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HARPERSFERRY (LCU 2022) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H o/i H H H H H H H H H 揚陸艇
GUAM (HST 1) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 高速輸送船
HOWARD O LORENZEN (T-AGM 25) Hin H out ミサイル追跡艦
IMPECCABLE(T-AGOS 23) Hin H H H H out Hin H H H H H H H H H H H 音響測定艦
LOYAL (T-AGOS 22) H H out WB WB WB WB in Y Y Y out 音響測定艦
EFFECTIVE (T-AGOS 21) WB WB Hin H H H 音響測定艦
VICTORIOUS (T-AGOS 19) Hin H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 音響測定艦
OCEAN INTERVENTION (T-AGS) ============= GUAM ============ Hin H H H out 海洋調査船

音響測定艦の動向
 6月14日から停泊していたロイヤルは、7月3日の午後に出港した。ロイヤルはその後、7月27日に横須賀基地に入港し、7月31日に再び出港している。
 7月9日にビクトリアスが入港した。ビクトリアスは前回6月12日に横浜を出港してから7月9日に再びNDにやって来るまでの間に、どこか他の港に立ち寄った形跡は確認されていない。前回の横浜滞在は約1ヶ月に渡ったが、今回もまた長い滞在となっており、7月中はずっと滞在が続いている。この間、7月22日には艦橋上部のアンテナ周辺に足場が組まれ、30日にその足場は取り外された。
 7月13日にはインペッカブルが入港した。2月からシンガポールに滞在していたインペッカブルは、6月29日にシンガポールを出港して、おそらくどこにも寄港せずに横浜にやってきた。インペッカブルは、7月18日午前から20日にかけて、浦賀水道を出て試験航海を行った。この試験航海の間、左舷に吊るされているはずのオレンジ色の救命ボートは、なぜかNDの埠頭上に置き去りにされていた。この救命ボートは、7月29日になってインペッカブルの左舷に再び取り付けられた。
 7月28日にはエフェクティブが入港した。エフェクティブは、7月23日に沖縄のホワイトビーチを出港して横浜NDにやってきた。エフェクティブの横浜寄港は6月8日以来だ。7月30日になって、なぜかエフェクティブは停泊位置をNDの同じふ頭上のベイブリッジ側に移動し、艦橋上部のアンテナ周辺に足場を組んだ。

特殊任務船・海洋調査船の動向
海洋調査船オーシャン・インターベンションが7月24日、入港した。7月10日にグアムを出港した後他の港に立ち寄った形跡は見られず、約2週間後に横浜に現れた。オーシャン・インターベンションは横浜NDで物資などを積み、7月28日午前に出港した。
 弾道ミサイル観測艦ハワード・O・ロレンゼンが7月27日午前に入港し、29日の夕方に出港していった。今年3度目の横浜寄港だ。

貨物船の動向
6月26日に入港した高速輸送艦グアムは、7月じゅうずっとNDに滞在し続けた。この間、7月17日には右舷の艦上部の扉をクレーンで取り外してふ頭上に置いているのが目撃された。

LCU(陸軍大型揚陸艇)の動向
小型輸送船として運用されていたLCUハーパース・フェリーは、5月11日の入港以降、7月も平日の日中はえんじ色の米陸軍輸送科の旗を掲げた状態で停泊を続けている。兵士が使用しているとみられる複数の自転車がハーパース・フェリーの脇に連日並べられているなど、何らかの活動が行われている気配は見られる。
横浜工作所で改修工事を受けていたLCUカラボザが7月にNDに戻ってきた。カラボザは7月23日には浦賀水道を抜けた水域まで試験航海を行い、24日にも川ア沖や根岸湾で試験航海を行った。

その他
・7月27日の午後、小型民間船で潤滑油専用船の「さんこう翔馬」が川アから横浜NDにやってきているのが確認された。


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