2021年4月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 H:横浜ND、S:佐世保、NH:那覇軍港、WB:ホワイトビーチ
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SALVOR (T-AFS 52) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 救難艦
HARPERSFERRY (LCU 2022) NH WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB WB NH NH NH NH NH NH 揚陸艇
PORT HUDSON (LCU 2035) NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH Hin H H H H H H H H H H H H 揚陸艇
GUAM (HST 1) NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH PH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH NH Hin 高速輸送船
第6おおなみ  === 長崎 === 大黒 石狩 小樽 津名 尾道糸崎  == 八戸 == 山下 Hio 貨物船
神北丸 西 NH Hio 西 西 自動車運搬船
VICTORIOUS (T-AGOS 19) H H H H H out WB WB WB WB 音響測定艦
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音響測定艦の動向
2月23日から滞在し続けていたビクトリアスは、4月6日午前に出港した。その後は、音響測定艦の寄港は無かった。音響測定艦の不在が20日以上続くのは、久しぶりだ。

特殊任務船・海洋調査船の動向
 3月29日に入港した救難艦サルボアは4月を通して滞在し続けている。入港直後以降、足場を組んだ小型バージが船体後部に接舷して、何らかの作業が行われていたが、4月22日に取り外された。

貨物船の動向
 日本船籍の民間自動車運搬船の神北丸が、4月14日に数時間寄港した。神北丸は、4月中旬から北富士演習場で行われた「沖縄県道104号線越え155ミリ榴弾砲実弾射撃訓練の分散・実施」で海兵隊が使用する大量の軍用車両や資材、155ミリりゅう弾砲を沖縄から横浜に運び込んだ。なお、神北丸は5月2日にも、それらの車両を回収するために横浜に入港している。
 4月30日、高速輸送艦グアムが入港した。4月28日に那覇軍港を出港して横浜にやってきた。
 4月30日には、日本船籍の小型民間貨物船、第6オーナミも短時間接岸した。第6オーナミは、4月29日には横浜港に入っていたのだが、30日の午前に港内を移動してノースドックに接岸した。そして、4月28日にノースドックに搬入されていたトラックやハンビー、JLTVなどの軍用車両を船内に積み込み、出港したのだが、なぜか4月30日の夜まで磯子沖に留まっていた。

LCU(陸軍大型揚陸艇)の動向
小型輸送船として使用されている2隻のLCUのうちポート・ハドソンが、4月18日の夜明け前に横浜に戻ってきた。4月30日の午前になって、ポート・ハドソンは甲板に積んでいた白いコンテナをふ頭上に降ろし、その後、1時間20分ほど、川アの扇島方面まで航行してノースドックに戻ってきた。

その他
 4月23日、横須賀基地で使用されている海軍タグボートYT807が、普段は浦郷弾薬庫の岸壁につながれているバージYCV−16を横浜ノースドックに曳航してきた。YT807は、その日のうちに横須賀に帰り、YCV−16が横浜に残された。4月26日になって再びやって来たYT807は、横浜ノースドックで燃料タンク状の物体などの資材を載せたYCV−16を曳航し、横須賀沖に停泊中の米海軍補給艦アメリア・イアハートに接舷し、それらの物資を補給艦に船積みする作業を行った。


2021-5-3|HOME|