2022年1月  横浜ノースドック  米艦船在港状況 H:横浜ND、S:佐世保、NH:那覇軍港、WB:ホワイトビーチ、RB:レッドビーチ、IW:岩国、           TS:鶴見貯油施設、PH:ポハン、UL:ウルサン、ON:オンサン、SG:シンガポール、G:グアム
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SALVOR (T-AFS 52) H H H H H H H out G G G G G G G G G G G G G G G G G G G 救難艦
PUERTO RICO (T-EPF 11) NH NH NH NH out PH PH NH NH NH NH NH out PH PH H H H H H H H H H H H H out 高速輸送船
FORT MCHENRY (LCU 2020) H H H H H H H H H H H out in H H H H H H H H H H H H H H H H H H 揚陸艇
MECHANICSVILLE (LCU 2027) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 揚陸艇
MOLINO DEL REY (LCU 2029) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 揚陸艇
CALABOZA (LCU 2009) WB WB WB WB WB WB WB WB WB W/N NH NH NH NH NH NH NH NH O/I NH NH NH NH NH RB H H H H 揚陸艇
COAMO (LCU 2014) H H H H H H H H out 揚陸艇
RERRYVILLE (LCU 2034) H H H H H H H H out 揚陸艇
BG ZEBULON PIKE (LT 804) H H H H H H H H out タグボート
BIG HORN (T-AO 198) SG H H H H H H H H H H H H H H H H H H 三菱 横浜 燃料補給艦
POHANG PIONEER (T-AO) UL UL UL UL UL IW IW Y Y TS H H H H out S ON ON UL UL タンカー
LOYAL (T-AGOS 22) H H H H H H H H H H H H H H H H H H out WB WB WB 音響測定艦
IMPECCABLE(T-AGOS 23) H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H H 音響測定艦
HOWARD O LORENZEN (T-AGM 25) H ミサイル追跡艦
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音響測定艦の動向
12月2日に入港した音響測定艦インペッカブルは、1月もずっとノースドックに居座り続けた。
JMU因島工場でのドック入りを終えて12月10日に横浜ノースドックにやってきたロイヤルは1月19日に出港し、沖縄方面に向かった。

特殊任務船・海洋調査船の動向
12月21日に横浜を出港していた弾道ミサイル追跡艦ハワード・O・ロレンゼンが、1月31日に横浜に戻ってきた。その間、別の港に立ち寄った形跡は見られない。
12月12日から停泊していた救難艦サルボアは1月8日に出港し、グアムに向かった。

貨物船の動向
昨年11月頃から東アジアの海兵隊の日常的輸送業務を担う輸送船になったと見られる高速輸送艦プエルト・リコが、沖縄と韓国を結んで活発に動きまわった後、1月18日から30日にかけて横浜ノースドックに滞在した。

燃料補給艦、タンカーの動向
極東米軍の燃料の供給基地である韓国のウルサンから各地の米軍基地に燃料を運ぶ民間中型タンカーのうちの1隻、ポハン・パイオニアが、1月12日に鶴見貯油施設に接岸した後、13日から17日まで横浜ノースドックに停泊した。乗組員の休養のためなのだろうか。
ヘンリー・カイザー級の給油艦ビックホーンが、1月12日から30日朝まで横浜ノースドックに滞在し、30日から三菱重工横浜製作所本牧工場にドック入りした。ビックホーンは、昨年6月24日から8月12日にかけての間にも三菱重工横浜製作所本牧工場にドック入りしていた。半年も経たない短期間での、異例のドックへの「舞い戻り」だ。

LCU(陸軍大型揚陸艇)の動向
小型輸送船に転用され、沖縄を拠点として使用されている2隻のLCUのうちの1隻、フォート・マクヘンリー(LCU2020)が、1月12日に出港して沖縄方面に向かったように見えたが、途中でUターンして13日深夜に横浜に戻ってきた。その翌日にはバウ・ランプが取り外されていた。航海中にバウ・ランプに不具合が見つかった可能性もある。
小型輸送船に転用されているもう1隻のLCUカラボザ(LCU2009)は、ハンヴィーやトラック、牽引車両などを満載して沖縄からやってきて1月29日の夜に横浜ノースドックに接岸した。
横浜ノースドックに係留されているLCUのうち、コアモ(LCU2014)とペリービル(LCU2034)の甲板に1月7日、民間クレーンバージを使ってLCM(中型揚陸艇)がそれぞれ1隻ずつ載せられた。そしてコアモとペリービルは、ノースドックに係留されているLT(ラージ・タグ)のBGゼブロン・パイク(LT804)とともに3隻で1月9日、横浜ノースドックから外洋へと出港し、そのまま1月中は戻ってこなかった。

その他
昨年10月23日から三菱重工横浜製作所本牧工場にドック入りしていたヘンリー・カイザー級の給油艦ペコスは、1月15日にドックを離岸した。
昨年11月30日からJMU鶴見工場にドック入りしている高速輸送艦ブランズウィックの整備工事は、1月も続いた。
海上自衛隊の補給艦「ときわ」が1月11日、横浜港内の大東タンクターミナルに接岸した。「ときわ」は同日中に横須賀に戻ったが、1月13日にはJMU鶴見工場にドック入りした。


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