ビラ捨て強要を横須賀基地が「反省」


 昨年中止された横須賀基地のフレンドシップ・デーを2月21日に開催する。イージス巡洋艦チャンセラーズビル、イージス駆逐艦ジョン・S・マケイン、空母キティーホークが公開される。10時から17時で、艦船の公開は16時まで。メーンゲイトと上級将校宿舎以外は撮影自由。こんな記事が99年2月5日付けの星条旗新聞に載った。
 いつもの予告記事だが、最後にこんな記述があった。


 昨年夏の同様の催しの時に、桟橋延長(第12バースの延長工事のこと、訳注)に反対する地域の環境保護グループ(NEPAの会のこと、同)が、基地の入口でビラを配付した。破壊工作のための物資の持ち込みを禁止するという原則に基づき、横須賀基地はビラを捨てるよう入場者にに告げた。在日米海軍スポークスマンのジョン・ナイランダーは当時、この原則は反米反基地のためのものを禁止している、と語っていた。
 こんなことは今回は繰り返されないだろう、と横須賀基地スポークスマンのマイク・チェイスは言っている。「今年は、このようなルールの適用や要求はされないだろう。我々はアメリカ人だ。我々は言論・表現の自由という理念を信じている」


「自由のため」に戦争までしてしまう人達だから、ビラ捨て強要は言論の自由に対する挑戦だ、というNEPAの会などの批判にはグーの音も出なかったものと見える。

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