横須賀基地に停泊中の米軍艦船(10月21日)


CG62:Chansellorsville, DDG56:John S McCain, LCC19:Blue Ridge, T-AGM24:Invincible
APL40:宿泊船, CG63:Cowpense, T-AGM23:Observation Island, DD985:Cushing

 
01年10月21日、横須賀・ピースフェスティバルの呼び物の一つ、軍港見学船に乗って、陸からは見えづらい横須賀基地の状況を見てきた。軍港内に入ってきてほしくないという米軍側の「強い要望」で、チャーター船は軍港入り口から米軍艦船を覗きこむ位置で停泊した。

近づけないうえに霧が出てきて、艦船の撮影は、自動焦点がきかないほどにコントラストの弱いものになってしまった。それでも、双眼鏡では艦船番号がはっきり読み取れた。遠くからでもよく見える「白い船」2隻、オブザベーション・アイランドとインビンシブル。ミサイル実験観測艦2隻の勢ぞろいだ。揚陸指揮艦ブルーリッジ、イージス巡洋艦チャンセラーズビルとカウペンス。駆逐艦も2隻いた。

カウペンスは9月15日(NY貿易センタービルが攻撃された直後)に横須賀を出港、10月11日には横須賀に戻っていた。カウペンスが出港した時期が時期だけに、そして横須賀入港が報じられなかったので、いまだにアラビア海に行っていると思い込んでいる人もいるかもしれない。「10月7日のトマホークによる攻撃に参加したイージス巡洋艦カウペンスとビンセンスが...」なんてどこかの雑誌に書いてしまった人もいるようだし。

基地を監視しつづけることによってしか得られない情報ってやはり貴重なんだ、なんて見学船上で解説を続けているヨコスカ平和船団長さん(彼だけが11日にイージス巡洋艦が入っていたのを知っていた)の顔を見ながら考えていた。船の写真がボケッとしたものしか撮れなかったので、判明した当日の入港状況を図にしてみた。(RIMPEACE編集部)





 

 写真は上からインビンシブル、オブザベーションアイランドとカッシング、カウペンス

 

'2001-10-23|HOME|