2011年3月  横須賀 米艦船の在港状況 S:佐世保、WB:ホワイトビーチ
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BLUE RIDGE (LCC19) 揚陸指揮艦 K.KINABARU Singapore
GEORGE WASHINGTON (CVN 73) 空母 out
COWPENS (CG 63) 巡洋艦 out    
SHILOH (CG 67) 巡洋艦 out in out
CURTIS WILBUR (DDG54) 駆逐艦 out in out
JOHN S McCAIN (DDG56) 駆逐艦 out Sio in
FITZGERALD (DDG62) 駆逐艦 WB WB in out in
STETHEM (DDG63) 駆逐艦 WB WB Sin out
LASSEN (DDG 82) 駆逐艦 out Sin S S S S S S
McCAMPBELL (DDG 85) 駆逐艦 out
MUSTIN (DDG 89) 駆逐艦 WB WB in out
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PASADENA (SSN 752) 原潜 in out WB WB S
SAFEGUARD (ARS 50) 救難艦 in out
PECOS (T-AO 197) タンカー S S S S S S S S S S S S in out
RAPPAHANNOCK (T-AO 204) タンカー S S S in out

3月11日の大地震と福島第一原発の事故の後、横須賀基地の米軍艦船はどんどん少なくなり、3月21日に駆逐艦ラッセンが出港し、 次に空母ジョージ・ワシントン(GW)が出港して、横須賀から米軍艦船の姿が消えた。
5日後の26日に駆逐艦カーティスウィルバーが入港するまで、横須賀基地は海自だけの基地と化していた。

28日にまた1隻駆逐艦が戻ってきた。結局5隻が4月1日までに戻ってきたがそのうちの2隻はすぐに出て行った。燃料補給艦2隻も 相次いで寄港したが、31日に出港した。
横須賀基地に米軍艦船は長居をしないことにしているようだ。

ラッセンとGWは21日出港の前は横須賀で修理をしていた。ラッセンは佐世保に寄港して修理を継続している。GWはピュージェット サウンドの技術者を乗せて、洋上で修理を継続し、その途中で佐世保に寄港する予定だ。修理中の2隻の船が横須賀に戻らず佐世保に 行くこと自体に、横須賀基地に関する米軍のリスク評価が現れているのではないか。

東日本大震災の被害者に対する救援行動(トモダチ作戦)に従事している横須賀常駐艦は、巡洋艦2隻と駆逐艦5隻と見られる。ブルー リッジとステゼムについてはフォールイーグル演習に加わっているのではないだろうか。


2011-4-3|HOME|