空母入港当日、弾薬補給艦キスカから浦郷弾薬庫へ
写真で見る、横須賀基地での弾薬輸送作業

(海図サンプル画面利用)

5月24日、空母キティーホークと随伴艦が横須賀に戻ってきたが、一隻だけ港外に停泊した船があった。弾薬補給艦キスカ(T-AE 35)だ。
浦郷弾薬庫から沖合いのキスカに向かった2隻の弾薬輸送バージに、ミサイルや魚雷が詰まっていると見られる容器が移され、浦郷弾薬庫に搬入された。
キスカは、今回のキティーホークの出港(2.18)と同じ日に佐世保を出港した。4月26日に佐世保に再入港、5月2日に出港している。空母がオーストラリアを訪問している間に佐世保にもどり、フィリピンやグアム近海で演習を続ける空母戦闘群に弾薬の補給を行うために、また出港したものと見られる。

(RIMPEACE編集部、写真はすべて04.5.24午後撮影)


沖合いに停泊した弾薬補給艦からバージにミサイルなどを移す


弾薬を積みこみ、キスカから離れて浦郷弾薬庫に向かうバージ


バージの積荷。後部の容器(左)と前部(右)手前は魚雷、奥はVLSに装填するキャニスターに入ったミサイルと見られる


弾薬を積み長浦港方面に向かうバージ。後方は横須賀基地の倉庫群や消磁所


浦郷弾薬庫の弾薬搬入埠頭と輸送バージ


ミサイルの入ったキャニスターをクレーン車で陸揚げする作業


陸揚げされた弾薬は、フォークリフトで弾薬庫のトンネルに運ばれた


'2004-5-25|HOME|