7月19日朝8時25分ころ、キティーホークが横須賀港内から出てきた。8時前に厚木から飛来した艦載ヘリが、警備のために上空を飛んでいる。甲板の上には、大型のレッカー車のようなものと、白い車両が少し見られるが、バース停泊中の時よりはずっと片付いている。
第7艦隊ニュースによれば、キティーホークは空母が大動員されるサマーパルス04に加わる。ハワイに展開してRIMPAC演習に参加していた空母ジョンCステニスと合同で演習を行ったり、海上自衛隊との訓練もおこなうという。
キティーホーク出港の一時間ほど前に、原潜アレキサンドリアが出港、浦賀水道に向かった。また、空母の直後に巡洋艦チャンセラーズビルが出てきたが、すぐに浦賀水道には向かわず、防波堤の外で待機していた。この2隻とタンカーのユーコンは、今回の随伴艦となるのだろう。
空母が出港した日、艦載機の基地厚木では、朝のうちスーパーホーネットが離陸した。このうちの一機は、横須賀基地の近くを低空で飛んでいた。昼過ぎからは、C2やS3が厚木でタッチアンドゴーを繰り返した。また、空母のいる海域に向かった艦載機も、一時間ほどで厚木に戻ってくる。厚木から空母に艦載機が移るのは、もう少し先になりそうだ。
(RIMPEACE編集部)