04.7.25 ヨコスカ平和船団同乗記


7月25日の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1、2は潜水艦。3:ときわ、4:いかづち、5:あすか、6:たかなみ、7:わかさ、8:にちなん、9:くりはま
赤字の1:ゲアリー、2:インペッカブル、3:コロナド、4:ビンセンス、5:チャンセラーズビル、6:バンデグリフト、7:ブルーリッジ

毎月最後の日曜日の午前中、平和船団のボート、ヨットがヨコスカ港の中を走る。基地反対、イラク戦反対などをスローガンとした海上デモで、基地見学ツアーも兼ねている。

この日の目玉は、ヨコスカには2度目の寄港という音響測定艦インペッカブル。横浜ノースドックではおなじみの船だが、ヨコスカでは初めて見るという人が多かった。

横浜に入らずにヨコスカに寄って長居をしているのはなぜだろうか。バースには白いコンテナが置かれ、その中にはインペッカブルに積み込まれるのであろう、白い円筒形のものが入っていた。

今回は、米軍の警備艇の妨害がひどかった。法律上取り締まれないのをわかっていながら、「直ちに出ていきなさい」と日本語のテープを流したり、写真を撮るなと怒鳴ったり、それでもかまわずカメラを向けると、2隻の警備艇が並んで船の写真が撮れないようにするなど、ほとんど嫌がらせのレベルで付きまとわれた。
もっとも、そんなことでひるむ平和船団ではない。この場所は日本の法律で自由に通行できる、という反論をして、一歩も引かなかった。

ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んでほしい。

(RIMPEACE編集部)


最新・最大の音響測定艦インペッカブル。双胴の船体が、正面から見るとよくわかる


2隻の警備艇。チームワークはこの程度のもの


左:指揮艦コロナド。甲板から乗組員が平和船団を見つめていた。右:チャンセラーズビル。翌日には出港していた。

'2004-7-26|HOME|