ステニス随伴艦レイク・シャンプレーン、横須賀に入港



イージス巡洋艦レイク・シャンプレーンの艦首部分。57番の文字が見える


イージス駆逐艦カーティス・ウィルバー(54番)の後ろに、レイク・シャンプレーンがいる。(04.8.20撮影)

8月20日朝、イージス巡洋艦レイク・シャンプレーン(CG57)が米海軍横須賀基地に入港した。佐世保に入港予定の原子力空母ジョンCステニス直衛の随伴艦だ。

当初の予定では、レイク・シャンプレーンは清水港に入港する予定だった。その役目を横須賀常駐の同型艦カウペンスに譲っての横須賀入港だ。

カウペンスは20日に新潟港に入港する予定だったが、台風のために断念、清水港訪問に切り替えた。カウペンスの新潟入港の動きは、日本海でのイージス艦によるいわゆるミサイル防衛との関連が考えられる。日本海に少なくとも2隻は展開するイージス艦の休養・補給・避難基地を、米軍は数多く確保したいと思っているだろう。その一つが新潟だった。

民間港への米軍戦闘艦の入港の試みは、今後も繰り返されるだろう。それは、国内の港を米軍が自由に使えるようにするための地ならしだ。自治体の港湾管理権で、その動きは阻止できることを、繰り返し自治体の首長に訴える必要がある。

(RIMPEACE編集部)


右がレイク・シャンプレーン、左はカーティス・ウィルバー(04.8.20撮影)

'2004-8-20|HOME|