04.11.28 ヨコスカ平和船団同乗記



11月28日の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:はるさめ、3:いかづち、4:しらね 、5:はたかぜ、6:ときわ、
7:あすか、8:くりはま、9:すま、10:ふたみ、11:わかさ。
赤字の1:ゲアリー、2:カッシング、3:カウペンス、4:カーティスウィルバー、5:ブルーリッジ、
6:キティーホーク、7:JSマケイン、8:フィッツジェラルド
緑のラインは平和船団の「おむすび丸」の航跡

ヨコスカ平和船団は11月28日の日曜日、横須賀港内で海上デモを行った。平和船団の船はヨット「おむすび丸」、海保の警戒船が「かしおぺあ」、米軍のポリス艇がグレイの3番艦と、役者はワイヤー切断事件のあった一月前とまったく同じ。違ったのは米軍ポリス艇の妨害がほとんど無かったこと。
23日に行われた、海自艦船のインド洋派遣反対の海上抗議行動のときも同様だった。「無用な接近は避ける」という米軍警備部隊の当直司令の言葉は、今のところ守られているようだ。

2日前の26日には米海軍の常駐艦が全て在港していたが、28日には3隻が見えなかった。巡洋艦チャンセラーズビル、ビンセンスとフリゲイトのバンデグリフトの3隻が前日に相次いで出港していた。

残っていた米艦は上図のとおり。ミサイル・ディフェンス計画に組み込まれている3隻のイージス巡洋艦は感謝祭の休日を謳歌している。日本海は多分カラなのだろう。

この日目だったのは、ブルーリッジのいる7番バースから奥のバースを囲むように学校の金網のようなバリアーが張られていたこと。オレンジのブイより、侵入防止には効果がありそうだ。その代わり、出港するときは手間がかかりそうだ。
(写真はいずれも11月28日撮影)

(RIMPEACE編集部)


左からカーティスウィルバー、カウペンス,カッシング


指揮艦ブルーリッジ。手前に3隻停泊していたが、27日に出港した。


フィッツジェラルド(左)とマケイン(中) 右は空母キティーホーク


新設された侵入防止用ネット。海面から立ちあがっている。


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