04.12.26 ヨコスカ平和船団同乗記


12月26日昼の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:しらね、3:はるさめ、4:いかづち、5:むらさめ、
6:ときわ、7:あすか、8:わかさ、9:にちなん、10:すま、11:くりはま。
赤字の1:フィッツジェラルド、2:ゲアリー、3:バンデグリフト、4:ビンセンス、5:ジョンSマケイン、6:カッシング、
7:カウペンス、8:チャンセラーズビル、9:ブルーリッジ、10:キティーホーク、11:カーティスウィルバー、12:原潜シャルロット

2004年最後の日曜日、ヨコスカ平和船団が基地見学・調査のために軍港を一周した。クリスマスの翌日で、米艦船はイブと同じ配置だった。常駐艦全11隻が集まっていて、それに原潜が一隻加わっていた。

米軍の警備艇が一隻ついたが、今回は平和船団のヨット・おむすび丸の近くまで寄ってきた。「無用な接近はしない」といった舌の根が乾かぬうちに。波を立てて威嚇することはしなかったが、おむすび丸のやや後方にピッタリつきまとい、写真撮影の妨害をしているように感じられた。

米艦の配置は、この二日後の28日も変わらず、電飾のロープもそのままだ。スマトラ沖地震・津波の被害を受けた国の中には、第7艦隊がCARAT等で毎年合同演習を行う国も入っている。しかし、この大災害に対してヨコスカの米軍が何か動きそうな兆候は、いまのところ見えない。

(RIMPEACE編集部)(写真はいずれも12月26日撮影)


奥の3隻は右からカッシング、カウペンス、チャンセラーズビル。警備艇の兵士は一度も銃から手を離さなかった。


右からキティーホーク、カーティスウィルバー、原潜シャルロットが並ぶ。


原潜シャルロットのアップ。新しい海上バリアーが邪魔をして、原潜の姿が見づらい


岸壁の形が見えてきた、12号バースの延長工事


爆発物作業中の看板の後方に、貯蔵物の危険度などを示す看板が5枚見える。


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