同じ事前集積艦、三度横須賀に


2月4日朝、横須賀基地の防波堤の外の錨地に停泊した事前集積艦ストックハム。基地からバージが向かっている


横須賀基地のバージ溜りから沖合いのストックハムに向かうバージ。弾薬は積んでないようで、赤い旗は立っていない
(05.2.4 撮影)

事前集積艦フレッド・W・ストックハム(T-AK 3017)が、04年9月、12月に続いて横須賀に寄港した。2月4日朝のことだ。

この船はディエゴガルシアにいる第2事前集積船隊(MPSRON TWO)に所属している。命令があれば24時間以内に どこにでも出航できる態勢で、米軍の物資を積んで待機している。第7艦隊の持ち駒の一つであり、作戦指揮は横浜ノースドックのMSC極東司令部が行う。

4日午後、横須賀基地からバージが沖合いに停泊中のストックハムに向かった。積荷の量はそれほど多くない。事前集積艦の中身をいれかえるというようなものではなかった。

横須賀に事前集積艦が入港するのはまれだ。同じ船が3度短いインターバルで寄港するのは偶然ではないだろう。この船が、補給などを横須賀で行うパターンで動き出したのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


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