キティーホーク、10日横須賀出港へ


大型のダンボール箱に入った物資が、飛行甲板に並べられている(2005.2.9 撮影)

先日まで、艦載機が着艦に失敗した事故の現場検証のようなものが行われていた空母の飛行甲板に、2月9日には大きなダンボール箱が並べられていた。水兵が箱を開けて中身を確認している姿も見える。

翌日に出港を控え、キティーホークには大型のクレーン車が横付けされ、バースから空母のエレベーターに物資がどんどん積みこまれ、それが甲板に上げられていた。

すでに駆逐艦、巡洋艦が何隻か出港済みで、その中のいくつかは、空母と行動をともにするのだろう。チャンセラーズビルがドックに入っているので、空母の直衛艦はカウペンスになると思われる。9日の時点で横須賀に残っているのは、カウペンスとカーティスウィルバーの2隻だ。

小樽にはジョンSマケインが入港、大分、舞鶴、酒田にも横須賀の船が入港予定とのことだ。空母の出港前から、横須賀の常駐艦がいっせいに動き出した感がある。

(RIMPEACE編集部)


10日に出港予定の空母と給油艦のほかは、駆逐艦カーティスウィルバーと巡洋艦カウペンスが残っているだけだ。
(2005.2.9 撮影)


2月4日には巡洋艦ビンセンス、駆逐艦フィッツジェラルド、カッシングもまだ横須賀にいた。(2.4 撮影)


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